今回は徳島製粉の「金ちゃんヌードル」をご紹介します。
「金ちゃん」の由来は?
徳島製粉と言えば「金ちゃんラーメン」や「金ちゃんヌードル」。西日本の方にはおなじみのブランドです。
で、この「金ちゃん」っていうのは、おそらく創業者の愛称かなんかじゃないのって長年思っていました。ところが調べると、徳島製粉のサイトに以下の説明が!
「金ちゃんラーメン」の生みの親は、弊社社長の田中殖一(たなか・ふいち)社長です。
「金ちゃん」とは社長の名前ではなく、創業当時より製造している小麦粉の『金鶴(きんつる)』という種類から抜粋されたものです。最初はナルトナミキンツルラーメンとして販売を始めたのですが、商品名が長いので短くするために「キンツル」の「金」の1文字を取り誕生したのが「金ちゃんラーメン」なのです。
小麦粉の名称というのは意外です。そして「ナルトナミキンツルラーメン」っていくら何でも長すぎ!意味もイマイチわからないネーミングですが、ナルトナミ=鳴門波らしいです。
で、パッケージを見ると特徴的なのはプラスチック製ということ。エコやコストダウンの影響でしょうが、最近では発泡スチロールや紙製が多くなり、このタイプは珍しくなりました。そう言えばペヤングの焼きそばも昨年の販売再開を機にパッケージが変わりました。そしてフタも“はがす”のではなく、“はずす”タイプ。
さっそく作ってみる。
フタを開けると出てきたが「粉末スープ」と「かやく」の小袋。
まずはこの二つの小袋を開けてカップに入れます。かやくは、えび、豚肉、卵、椎茸、ねぎと結構なボリューム。
湯戻し時間は3分
熱湯を注いで3分後にフタをあけ、かき混ぜると出来上がりです。具が多めで彩りがいいですね。薄い茶色の四角いやつはチャーシューです。
麺は中太で白っぽいちぢれ麺。
さて感想は。
感想は…一言で言えば懐かしい味。スープも麺も昔ながらのカップ麺という感じ。スープはくどくなく、さっぱりとした醤油味。麺には肉エキスを練り込み芳ばしさと香り付けを行っているそうですが、結構しっかりと弾力がある麺で食べ応えあり。具はカップ麺にしては結構多く入っていて、特に干しエビが多めなのは嬉しい。ごちそうさまでした。
<商品データ>
◎価格:180円(税抜)
◎内容量:85g(麺72g)
◎カロリー:388kcal