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【立ち食いそば】名前は変わったけど、オーソドックスなホームの立ち食いそば店。「清流そば立川5・6番線ホーム店」

今回は「清流そば立川5・6番線ホーム店」をご紹介します。

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「奥多摩そば」から「清流そば」に店名変更

その名の通り、JR立川駅ホーム上にある立ち食いそば店です。

立川駅のホームは以下の4つあります。

◎1・2番線/青梅線、五日市線直通電車が発着
◎3・4番線/中央線上り電車が発着
◎5・6番線/中央線下り(一部青梅線、五日市線直通)電車が発着
◎7・8番線/南武線が発着

この4つに立ち食いそば店があるのですが、
かつてはすべて「奥多摩そば」でした。
それが昨年5・6番線と3・4番線の店が
「清流そば」へと店名を変更しました。

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調べてみると「清流そば」は、
今のところ立川駅以外には次の三店舗ありました。

昭島店
小作店
大月店

今後「奥多摩そば」ば順次「清流そば」に変わっていくんでしょうか。

ここで立川駅ホームの立ち食いそば店の歴史を…

もともとこの地で営業していたのは中村亭でした。
大船や鎌倉の大船軒や品川の常盤軒、
千葉の万葉軒と同じような
地場の駅弁や駅そばを製造・販売する会社です。

この中村亭、1900年ごろより立川駅を中心に営業していました。
それが1999年にJR東日本の飲食事業子会社である
NRE(日本レストランエンタープライズ)との
出資によって株式会社エヌアールイー中村亭が設立され、
この会社が駅での営業を継続していました。
それが2014年4月にNREと合併し現在に至っている、というわけ。

千葉駅でもともと万葉軒が運営していた店が
「菜の花そば」と店名が変わりましたが、
「奥多摩そば」から「清流そば」に変わったのも、
それと似たような状況だったのでしょうか。
あるいはリニューアルして単価を上げる作戦ですか?

オーソドックスなホームそば店

店内は立ち食いスペースのみでキャパは7人程度。
入口を入ってすぐ右手の自動券売機で
食券を購入して奥のカウンターでオーダーするシステムです。
極めてオーソドックスな駅ホームの立ち食いそば店。

この店のメニューで注目すべきは、
立川駅名物と銘打たれているさつま揚げが入った
「おでんそば」(410円)なんですが、
今回は「きつねそば」(380円)。

正面のカウンターでお姉さんにそばをお願いし、
調味料類などを撮影しながら、出来上がりを待ちます。

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数分で出てきたのがこちら。

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そば殻ですかね、麺にところどころ黒いツブツブが見えますね。

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「おでんそば」にしておいた方が良かったかも?

そばもつゆもNRE標準の一定水準のそばです。
悪くはないのですが、イマイチ面白味に欠けますね。

今の時代って、TwitterやInstagramで紹介しやすい、
見た目や味のインパクト勝負みたいなところがあるじゃないですか。

例えば揚げが5センチぐらいの厚さだったり、
つゆが真っ黒だったりと、
わかりやすい特徴があるものが紹介されて拡散される時代。
当たり前においしいだけじゃダメなんです。

その意味で言えば私のチョイスも間違いでしたね。
ここなら名物の「おでんそば」でした。
まあ、次に来た時の楽しみにしておきます。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都立川市曙町2-1-1 JR立川駅構内
◎交通手段:JR立川駅5・6番線ホーム
◎営業時間:7:00~22:00
◎定休日:無休

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