【日本映画】見終わってホッコリする佳作!「チチを撮りに」(中野量太監督)

今回はアマゾンプライムで見た「チチを撮りに」をご紹介します。

ある日母親から「大切な話があるから本日6時に集合せよ」と招集をかけられた20歳と17歳の姉妹。その内容は14年前に女性を作って家を出て行った父親が末期ガンで死の淵にあるという話でした。「ざまあ見ろと笑ってやりたいから父親の写真を撮ってきて」という母からのミッションを受けた姉妹は電車に乗って父親の入院する地方の病院へと向かいます。その先に待っていたのは…というストーリー。

見終わってホッコリするいい映画ですね。女の子達のおじさん役で出ている滝藤賢一以外は監督も俳優さん達も知らず、予備知識もなく軽い気持で見始めましたが、見て良かったと思える作品に出会いました。特にいいのは主人公の二人の姉妹とお母さん。姉は活発で思ったことは遠慮せずどんどん言うタイプ。妹はのんびり屋でおとなしめ。それぞれの性格を違和感なく演じていました。

そしてお母さん役の渡辺真起子。調べてみたところ園子温監督の「ヒミズ」など過去に見た映画の何本かに出演しており、そう言われてみれば出ていたかも…くらいの印象だったのですが、この作品では女手一つで二人の娘を育て上げた自信やプライドを持つ母親役を演じ存在感を放っていました。

好きなのは父親の実家の裏庭で話す姉妹に小さな男の子が近寄ってきて話すシーン。父親の記憶がほとんどない妹が、自分と父親の思わぬ共通点に気づき、それがラストへとつながっていきます。余計な人物描写やどうでもいいカットがほとんどなく、1時間13分というコンパクトにまとめている点も良かったです。

こういう映画を偶然見つけると嬉しくなります。

<私の評価(5段階)>
★★★★☆(4:良かった)

<予告編>

<映画データ>
◎監督:中野量太
◎出演:柳英里紗、松原菜野花、渡辺真起子、滝藤賢一
◎上映時間:1時間13分

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