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【週間日記】2016年10月9日(日)~10月15日(土)

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10月9日(日)

午前中からブログ作業など。本日話題になっていたのは電通に勤めていた24歳の女性の自殺が過労死に認定されたというニュース。まわりに相談できる人はいなかったのか。周囲に「そんな会社早く辞めろ」と言ってやる人はいなかったのか。言ったのにこの女性が聞かなかったのか。どちらかわからない。夢と希望を胸に入社した憧れの大手一流会社。おそらく第一志望だったろう。そこで上司や先輩が「これがうちのやり方だ」と長時間労働を普通にしていたら、それが当然だと思うのが普通。弱音をはきたいが、そんなことすれば、同期から一歩、二歩と遅れをとってしまう。真面目で頑張り屋なだけについていこうと必死になっていくうちにどんどんと心をすり減らし始める。予防策はなかったのか。弱音をはける仕組みをつくる? それって具体的には何。同期との飲み会を定期的にやる? 今はそんなのは流行らないか。新入社員に複数の先輩社員がメンターとしてつくというのはどうだ。忙しい先輩が後輩の悩みを聞いている余裕はない?難しい問題。そうだ、そもそも何がどうつらかったのだ。それがわからなければ対策もとれないだろう。もう少し考えよう。

朝食時、録画しておいた「ゴッドタン」。今回はエロカッコつけ芸人はダレだ!?第2回。出演はドランクドラゴンの塚地武雅と前回のこの特集にも出ていたラブレターズ。自分以外は時間が止まり、天から心の声が聞こえてくるという設定。午後6時過ぎに家を出て「串焼 げん 大山北口店」へ。店のサイトはここ。これまで何回か入ろうと思っていたが、入口すぐのところから横に並べられた机が入るものを拒むような印象を受け入れずにいた。ドリンクは酎ハイ。お通しがキャベツというのはいい。焼酎ボトルにサッポロ焼酎があるなど、初めて入る店は様々な発見があり面白い。

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10月10日(月)

体育の日。天気予報では晴れと言っていたが終日曇り空。朝方読んだこの記事が良かった。

いつか電池がきれるまで

www.hochi.co.jp 僕もこの番組を観ていたんですよね。 今回の騒動について、堀氏は「僕は本当に憤ったんです」…

特に共感したのは次の部分。

会って話せばわかる」と言うけれど、どちらかというと「本人を目の前にすると、客観的に話の内容を判断することは難しくなる」ところがあるのです。

私もよくしゃべる方ではないので、弁が立つ人、口がうまい人には言いくるめられることが多い。というか反論するのが面倒臭くて、納得したふりをしてその場をやりすごそうとする。下手に反論するより相手がそれで気が済むならそれでいいぐらいに思っている。でも頭の中では全く納得していないことがとても良くある。口がうまくて「いつも直に会って話せばわかってもらえる」と考えている人(このブログでは先頃ブログ記事で物議をかもして全番組を降板となった長谷川豊アナウンサーのこと)は、私みたいにその場をわかったふりをすることで、その場をやり過ごそうとする人間がいることを想像できないのだろう。

そしてもう一つ。昨日から話題の電通の過労死の件でこのブログ。

WICの中から

待遇が良くて激務という会社は今後も生き続けるんだろうな、という前提のお話です。…

次のような指摘がされていた。

電通など広告代理店やコンサル、外資金融、あとキーエンスなんかは激務だという話はよく聞いていたけれど、そういうところで働く人は基本的に能力が高いのでストレスや疲労をうまくコントロールしていたり、耐えきれないようなら早めに自分から出ていくという行動が切れるものかと思っていた。

これは同感。東大を出て電通に入ったぐらいの人なんだから、それぐらいはできるんじゃないかと考えていたから、今回の報道に特に衝撃を受けたのかもしれない。ただ、採用時にストレス耐性のあるソルジャーを選抜すべきというのは危険な香りがする。先に解決すべきはそこではなく、過度なストレスを受けるような激務・職場環境を変えることではないか。「待遇が良くて激務という会社は今後も生き続けるんだろうな、という前提のお話しです。」と書いてあるのでこの記事自体を否定するわけではないが。

午後2時過ぎに外出すると長袖ジャージを着ていても風が吹くと寒い。本日は仲宿からJR板橋駅方面へ。歩いていると板橋駅前に「筑前屋」というやきとん屋さんを発見。土日祝日は午後2時からの営業ということで入ってみる。宝焼酎ソフトという9月に発売になったばかりの焼酎の600mlボトルが980円と格安だったためオーダー。つまみは塩昆布キャベツ、豚バラなど。午後4時過ぎまで飲んで下板橋駅から電車に乗って帰宅。

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10月11日(火)

午前1時半過ぎという変な時間に目が覚める。アマゾンプライムで「ビリギャル」を見る。勉強ができない子供を見捨てるのではなく、可能性を信じる先生と猛勉強でその想いに応えようとする生徒。努力は必ず報われるという、絵に描いたようなハッピーエンド。まあ、そんな映画も必要か。ただこの映画では大学合格がゴールだが、人生ではスタート地点。その後、再度就寝し6時過ぎに起床。午前11時から半蔵門で取材のため、10時少し前に家を出る。取材は1時間ちょっとで終了。池袋の「大黒そば」で春菊天そばを食べてから帰宅。取材テープの聞き直し、記事作成など。8時過ぎから夕食。録画しておいた先週の「マツコの知らない世界」の“横浜中華街の世界”と“キュンキュンするプロレスの世界”を見る。新日本プロレスの会場がああいうことになっているのはネットで見て知っていたが、ブームというのはすごい。あの雰囲気の会場に行く度胸も興味もないな。会場で歓声を上げていた女性たちだが、それぞれグループごとにボスザルみたいなのがいたり、派閥とかあったりで大変なんだろう。私の方がファン歴が長いとか、今年100回も興業を見たとか、地方興業まで追っかけてるとか。ああ、いやだ。電通の過労死の件。被害者のツィートのまとめができていた。一人の人間の精神を組織が寄ってたかって破壊していく過程が見てとれる。本日は休肝日にしようと思ったが、キンミヤの酎ハイにカボスを入れたものを3杯ほど飲んで寝る。

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ノツログ

【追記】2018年5月29日をもって閉店しました。 「大黒そば」は、池袋西口で長年愛されている立ち食いそば店です。 場所…

10月12日(水)

午前中、昨日取材した会社の原稿作成。ブログ作業など。本日も過労死問題について考える。ある会社に取材に行ったとき、そこの役員の方が「採用時にどんなに気をつけても、一定の割合で仕事で精神を病んで休養を取る社員が出てしまう。採用する際にストレス耐性を図るテストはないのか」と言っておられた。そういうテストがあれば、あらかじめストレス耐性が高い人材を採用できるので組織運営もスムーズに行くし、休養による会社の損失も減らせるということだ。やばい考え方だ。そんなテストで選考をしたら会社に従順な社畜を増やしていくだけじゃないかという考えがとっさに浮かんだ。ただストレス耐性も人間の能力の一つではある。入社選考時にストレス耐性を計るテストをするのは人権面からいかがなものだろうと思うが、調べてみるとストレス耐性テストはすでにあり、相当数の会社が導入しているようだ。企業はリスク回避のために導入しているんだろうが、これどうなんだろうな。私は入社時のストレス耐性テストには反対。しかし入社後に社員が仕事でどれだけストレスを受けているかを計るテストはありだ。それを定期的に社員に受けさせてある一定の点数以上になった人は半強制的にメンタルヘルスケアのドクターのカウンセリングを受ける。そしてドクターが休養すべきだと判断したら半強制的に休養させる。ただそうしても、ある程度回復した時の復帰はどうするか。受け入れる土壌はあるのかなど、課題が次から次へと浮かんでくる。考え続けよう。

午後4時過ぎに家を出て午後5時過ぎに酒場に入店。先客は4名でそのうち知った顔はスーツボウズ氏とジッポメモ氏。カウンターの一番奥に座って酎ハイを飲み始める。つまみは小松菜のおひたし、イワシの酢の物、きんぴら、エシャレット、白菜の朝鮮漬けのフルコースで一時間ほど。

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10月13日(木)

曇り気味の肌寒い一日。原稿作成の続き。もう一つ、リライト案件。午後5時過ぎに酒場に入店。先客は男女二人組、一人客2名。一人客の方はどちらもこのところよく見かける方。入口付近のカウンターに着席。NHKのシブ5時を見ながら酎ハイ4杯。昨日夕方に新座の東京電力の施設で火事があり、都内各所が停電になったニュースなど。私は直接影響を受けなかったが、昨日酒場に行くために最寄駅に向かっていたところ、警察官が駅員さんに「周辺の信号が消えてしまい大変」と言っていたのを思い出す。つまみはいつもなら「イワシの酢の物」を頼むところだったが、他のお客さんが直前にオーダーしたため、かぶりたくなくて「煮こごり」に変更。また、久々に「ニンニクのしそ漬け」も頼む。6時過ぎに店を出て帰宅。

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10月14日(金)

始発で羽田空港へ。7時10分の便で出雲空港に向かう。客の中には修学旅行生らしき一団も。8時25分ぐらいに到着。バスに乗り換えて朝9時半ぐらいに松江の実家に到着。晴天。昼過ぎに散歩に出かけ、途中「松江堀川地ビール館」に寄る。夜は実家で晩酌。酒は近くのスーパーでキンミヤのパックが売っていたので酎ハイにして飲む。すだちを入れて。祖母の家の近くの豆腐店で作っているという油揚げが絶品だった。ニュースによると東京労働局の過重労働撲滅特別対策班が14日、東京・港区の電通本社に抜き打ちの調査(臨検監督)に入ったそうだ。ブラック企業に鉄槌を!

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10月15日(土)

朝方はもやがかかっていた。その後よく晴れる。11時46分初の一畑電鉄で出雲大社方面へ。この電車に乗るのは40年ぶりぐらいか。大社駅の一つ前の浜山公園北口という駅で降り、島根ワイナリーに。試飲したところ「縁結び」というワインの白がうまかった。施設内の食事処で割子そば。無料送迎バスで古代出雲歴史博物館。そこから出雲大社方面に向かう。20年以上ぶりの出雲大社付近はすっかり様子が変わっており、参道にはこぎれいな土産物屋などが並んでいた。一畑電鉄で松江まで戻ろうとしたら、途中川跡駅と雲州平田駅の間で事故があり、電車が止まっているとのこと。一畑電鉄で川跡駅まで行き、そこから電鉄出雲駅、そこでJRに乗り換えて松江に戻る。宍道湖を一周したかたちになった。

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