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【酒場紹介・昼間から飲める店】厚木「十和田」昼11時半から飲める!厚木を代表する大衆居酒屋

厚木の「十和田」は昼11時半から飲める店。厚木の酒飲みで知らない人はいないと言われる、この地を代表する居酒屋です。

小田急「本厚木駅」から徒歩5分弱

まずは小田急「本厚木駅」駅の北口から出ます。こちらですね。

上の写真の「スクランブル式」と書いてある信号付近に立ち、駅を背にして見ると道の向こうにローソンが目に入ります。その横の車の通らない細い道を、王将やマクドナルド前を通過して50メートルぐらい進み、ABCマートの角を右折して20メートルぐらい行ったところにあるのがこのお店。白地に黒で「十和田」と書かれた大きな看板、そしてその上にある屋根を模した三角形のひさしみたいなのが目印。店頭の看板には主要なメニューが書かれています。ホッピー樽生がありますね。

おすすめは「祭りメニュー」

店内は入口すぐのところからカウンターが5席、その後ろに4人掛けテーブルが3つ並んでいます。その奥には小上がりがあります。時刻は午後7時過ぎで、店内はかなり混んでいたのですが、1人であることを告げるとかろうじて一つ空いていたカウンター席に案内されました。

席に着いてすぐ目に飛び込んでくるのが、壁一面に貼られた絵入りのメニュー。これ、絵が趣味の店主の手によるものとか。この中で注目したいのが赤い文字で書いてある「祭りメニュー」。その日のサービスメニューのことで、刺身・にぎり寿司が280円と安いのです。この日はハマチ刺しとハマチのにぎり寿司が各280円と格安でした。

頼んだのは酎ハイ(300円)。お通しは「なます」でした。

つまみは、店が混んでいますから、何か早く出来るものを…と考えてまず頼んだのがこちら、ポテサラ(300円)。

続いてイワシの天ぷら(380円)。

居心地のいい空間

1杯目の酎ハイを飲みながら、この日仕事で見ることができなかった大相撲の結果をスマホでチェックしようとします。しかし電波状況がイマイチみたいで、なかなかつながりません。その様子を見ていた隣の席の60過ぎぐらいの先輩が「私のスマホはつながらないんですよ。ここ」とさりげなく一言。「そうなんですね。なんかつながりにくいですね」と私。そこから自然と話が始まりました。聞けば先輩は厚木在住で、この店にはちょくちょく来られるそう。先ほどご紹介したメニューの絵は店主によるものだとか、おすすめは「祭りメニュー」といったことを先輩に教えていただきました。そして「こんなものもあるよ」と先輩がオーダーしたのがこちら。コーヒー焼酎(400円)。

味は「ほぼコーヒー。」とのこと。先輩は数年前まで中国で勤務されており、その際に現地の人はとても親切だったことなど約20分ほど話し、「じゃあお先に!」と帰って行かれました。なんと潔い去り方。これは見習いたい。私は最期にもう一杯酎ハイを頼み、それを飲み干してお勘定。2000円弱でとても楽しい一時を過ごさせていただきました。何の予備知識もなく、たまたま入ったのですが、非常に居心地がいい空間でした。一人飲みにも、2~4人ぐらいのグループにもおすすめです。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:神奈川県厚木市中町2-5-22
◎交通手段:小田急線「本厚木駅」から徒歩5分
◎営業時間:[火~日]11:30~24:00
◎定休日:月曜日

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