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【立ち食いそば】秋葉原「みのがさ 神田和泉町店」戸隠のそば粉を使用した生そば!激戦区で存在感を示す人気店

秋葉原の「みのがさ 神田和泉町店」は立ち食いそば激戦区・秋葉原で存在感を示す人気店。信州・戸隠のそば粉を使用した生そばが特徴です。

徒歩3分圏内に5店がひしめく立ち食いそば超激戦区

場所は秋葉原の昭和通り沿い。東京メトロ・JR「秋葉原」の昭和通り口を出て、昭和通りを御徒町方面に向かって2~3分歩いたところ。この店から徒歩3分圏内に「二葉」「そば・うどん あきば」「名代 富士そば 昭和通り店」「梅もと 秋葉原店」などがあり、この辺りは東京でも有数の立ち食いそば超激戦区です。

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その中でも固定ファンから支持されているのがこのお店。目印は「生そば」と書かれた赤い看板と紫地に黄色い○が上下3個ずつ書かれた暖簾です。

店内は壁際にモスグリーンの丸い椅子付きカウンター席が7席。そして厨房を囲むL字型立ち食いカウンターと給水器横に1人分のスペースの立ち食いカウンターがあり、合わせるとキャパは十数名というところ。手動のガラス戸を開け、入ってすぐ左にある自動券売機で食券を購入し、厨房前の注文カウンターで注文するシステム。価格はベースとなる「もり・かけそば」が320円、「かき揚げ天そば」が420円と極めて良心的。メニューはそば中心で、うどんは「カレーうどん」(470円)しかありません。

午後3時過ぎでもお客さんが次々入店

この日は岩本町で午後1時から仕事があり、実は終わったら「みのがさ 本店」に行くつもりでした。早めに到着して下見して写真まで撮ったりしていたんですが、午後3時前に行くとすでに営業が終了しているじゃないですか。ショック。場所柄立ち食いそばの選択肢は数多くあるのですが、頭は「みのがさ」モードだったので小雨降る中、昭和通り沿いを7~8分歩いてこのお店に来たという次第。

さて、食券をおばちゃんに渡すと「暖かいそばでよろしいですか」と聞かれます。「はい」と答えて壁際のイス付きカウンターの一番奥に席を確保。給水器で水を注いできて、自動券売機の上辺りにあるテレビの国会中継をなんとなく眺めながらしばし待ちます。入店時、先客は30代の会社員風の男性一人だったのですが、待っているうちに近くの会社員風の男性2人が続けて入店。営業先から会社に帰る前に、忙しくて取りそびれてしまった昼食を…という感じでしょうか。午後3時過ぎという中途半端な時間なのにさすが人気店です。目の前にはこのお店が紹介されている雑誌の切り抜きが貼ってあります。おっ、さっきのおばちゃんが写真で紹介されていますね。そして3分ほどで呼ばれ、出てきたのがこちら「春菊天そば」(420円)。注文カウンターに置いてあった「激辛 鷹の爪」をひとつかみ入れました。

上から。春菊天のほか、トッピングはネギとワカメ。上品で趣味の良さそうな白の丼に入っています。

さて、いただきます。目の前の箸ケースから黒のリターナブル箸を取り出して、まずそばをひとつかみ。信州・戸隠のそば粉を使用していて白っぽい更科系。エッジはなく、まるくて柔らか目に茹でてあります。そしてつゆ。器が白いこともあり色は濃く見えますが決して塩っぱすぎることはなく、かつおだしがほんのりと香ります。天ぷらは揚げ置きでややシナッとしたルックス。でも噛みしめると春菊の濃厚な香りと苦味が口の中に広がります。おお、いいじゃないですか。揚げたてサクサクをやたらとありがたがる風潮がありますが、立ち食いそばの天ぷらは揚げ置きで十分。そりゃ揚げたてだったら嬉しいですけど、420円にそこまで求めていませんよ。あとは春菊天を箸で切り分けながらそばと一緒に食べていきます。時々鷹の爪がまじってピリッ。で、食感をチト変えたくてワカメを一口。最後はつゆを含んでグダグダになった春菊天の衣と一緒につゆを飲み干して、ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★★☆ 4.0(気に入った!)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都千代田区神田和泉町1-3-2
◎交通手段:東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」1出口から徒歩2分
JR「秋葉原駅」昭和通り口出口から徒歩3分
◎営業時間:[月~金]6:00~19:00 [土・日・祝]6:00~15:00
◎定休日:無休

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