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【立ち食いそば・居酒屋紹介】池袋「そば助 池袋西口店」究極の塩だしで十割そばが楽しめる“そば居酒屋”。

池袋の「そば助 池袋西口店」は、十割そばと醤油を一切使わない究極の塩だしがウリ。「激辛・ごま唐辛子」や「ニンニラたれ」といったオリジナル調味料を加え、途中から味を変えて味わうことができるのも楽しいです。

2017年5月オープンの新しい店

そば助」は稲荷町本店をはじめ、人形町店、北千住店など都内に4店舗を展開中。それに加えて「駅ナカすたんどそば助」として竹ノ塚駅と東武曳舟駅の二つの駅に店舗があります(2017年7月現在)。その中で私がこれまで行ったことがあるのは、稲荷町本店と北千住店の2店です。

ノツログ

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この「池袋西口店」は2017年5月22日にオープンした新しい店舗。場所は立ち食いそばファンに人気がある「君塚 池袋店」がある西口五叉路交差点の近く。要町通りに面したドコモとHOTELストリックスの間の道を入って200メートルほど進んだところ。

そういえばこのドコモの70~80メートル先にはこれまたファンから高評価を得ている「いわもとQ 池袋店」もありますね。

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通りの先にはラブホがチラホラ。池袋西口らしい風景が広がっています。

立ち食いそば店ではなく「そば居酒屋」

オープンから2ヶ月弱ということで店内はまだピカピカ。テーブル席のみで、2人用テーブルが11卓。独立して2人用、2卓くっつけて4人用などになっており、キャパは22席です。

自動券売機はありません。空いているテーブルに座ると店員さんが水を持って来てくれますから、メニューから好きなものを選んで口頭でオーダーするシステム。メニューは実に豊富で、多すぎて選ぶのが大変。1枚に主要メニューをまとめたものが欲しいところなんですが…。

そばは「冷たいそば」「暖かいそば」など、目移りしてしまいます。これ以外にも「カツ丼」とか「最強TKG(玉子かけご飯)」「最強NTG(納豆玉子ご飯)」などのご飯ものもあります。価格はベースとなる「究極の塩だし」が380円、「もり(塩だし)」が450円、「天ぷら塩だしそば」が580円と、日頃立ち食いそば店を愛用している者にとってはやや高めの設定です。

ドリンクメニューも充実しています。そういう意味ではこのお店はいわゆる「立ち食いそば店」とか「路麺そば店」ではなくて、「そば居酒屋」というジャンルのお店。値段はビンビール(サッポロ赤星)が500円、生ビール(プレミアムモルツ)380円、チューハイ380円など。もちろん、そばだけ頼んでもOKです。

味を変えて楽しめる!

この日はウィークデイの午後2時過ぎ。先客はランチのために来店したと思われる近所のサラリーマン風の30代男性一人。店員さんにオーダーを告げ、約6分ぐらいで出てきたのがこちら。「かき揚げ天せいろ」(650円)

そばは北海道産蕎麦粉使用の十割そば。角があって輝いています。

かき揚げは玉ねぎを中心にニンジン、春菊など。揚げたてだと思われます。

そしてこちらがこのお店の特徴、醤油を一切使わないという究極の塩だし。琥珀色です。

テーブルの上には「そば助」オリジナルの各種調味料。茶色の壺が「激辛・ごま唐辛子」、黒い壺が「ニンニラたれ」。小さい筒はかつお塩です。

まずそばをいただくと、そばの香りが口の中に広がります。カツオ出汁の風味が香るサッパリとした塩だしとの相性もバッチリで箸が進みます。途中、かき揚げをいただきながら半分ほどそばを食べた後、この「激辛・ごま唐辛子」を塩だしに投入。

すると途端に激辛に変身。これがまた辛ウマで、さらに箸が進みます。で、3分の2ほど食べ進めたところで、次に黒い壺から「ニンニラたれ」をプラス。にんにく風味の醤油味が加わります。ただ、入れすぎたのでかなり塩っぱくなってしまいました。とはいえ、このように本格的なそばを3つの違った味で楽しめるのは面白い!ただ北千住店同様、箸がツルツルとしてそばをつかみづらいヤツだったのが不満でした。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.7(まあまあ気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都豊島区池袋2-4-3
◎交通手段:JR「池袋駅」西口より徒歩5分
◎営業時間:11:00~翌朝5:00
◎定休日:日曜

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