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【袋麺】マルちゃん「珍々亭 油そば」酢とラー油を加え、好みの味にカスタマイズして食べるのが良し。

ここ5年ぐらいで街を歩いていても結構専門店を見るようになった「油そば」。ジャンルとして確立された感がありますけど、もう60年近い歴史があるんですね。「油そば」という名前に怖じ気づいて、私はお店では2回ぐらいしか食べたことがありませんが、今回マルちゃんの「珍々亭 油そば」をいただきました。

この商品は油そばの老舗有名店「珍々亭」と東洋水産が共同開発した冷凍袋麺。レンチンで手軽に本格的な味が楽しめる、というヤツです。「珍々亭」は東京・武蔵野市の亜細亜大学の近くにある昭和29年創業の中華料理店。昭和33年に全国で他に先駆けて「油そば」をメニュー化したそうです。Wikipediaによると、国立市の一橋大学近くにある「三幸」というお店が、のびたラーメンをヒントに昭和30年代前半頃から酒の肴として提供を開始したとする説もあるらしいですね。どちらも昭和30年代前半、西東京地区で、大学の近くというのが面白い。やはり育ち盛りの若者向けのガッツリ系の食べ物だからなんでしょうか。裏はこんな感じで、作り方や原材料が書いてあります。

早速つくってみる。

袋を開けると入っていたのは「具付きめん」「液体スープ」「酢&ラー油」。

まず冷凍状態の具付めんを電子レンジで加熱します。その間「液体スープ」「酢&ラー油」はお湯で温めておき、温まったらお湯は捨てろとのこと。この作業はちょっと面倒だなぁ。そして具付きめんの加熱が終わったらどんぶりに移し、「液体スープ」「酢&ラー油」を加えて、よくかき混ぜます。

さて感想は。

最後に別途用意した具(今回はゆでキャベツ、青ネギ、卵黄)をトッピングしたら出来上がり。

麺リフト。麺は太め。

まず麺を一口。モチモチした食感の太めの麺は、醤油だれが絡んでテカッています。油ギトギトの濃い味を想像していたんですが、これが意外にあっさり。もうチョイ辛みが欲しいということで、用意したラー油を追加。するとピリ辛味が加わっていい感じになりました。そして半分ほど食べたところで、卵黄を割り、それを絡めていただくとまろやかな味に。また辛みが薄まったのでさらにラー油をプラス。なるほど、こんな感じで自分好みにカスタマイズしながら食べるもんなんですね。もともと付いている具はメンマと豚肉。ただこれらはオマケ程度で存在感はあまりありません。最後は全部かき混ぜてサクッと完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.4(まあまあ気に入った)

<商品データ>
◎価格:オープン価格
◎内容量:318g
◎カロリー:635kcal
◎発売日:2017年3月1日

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