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【袋麺】東洋水産「頂点の一杯『ななし』旭川醤油ラーメン 2人前」ぜひホンモノを店で食べてみたくなるレベルのスープ。

東洋水産の「頂点の一杯『ななし』旭川醤油ラーメン 2人前」は、札幌市にある旭川ラーメンの人気店「ななし」のメニューを再現した袋麺。スープがからむ低加水麺と、和風だしを利かせた醤油豚骨スープが特徴です。

まず、旭川ラーメンにはどんな特徴があるんでしょうか。Wikipediaから要点をまとめると、

◆スープは魚介類と豚骨・鶏ガラ・野菜でだしをとったWスープで醤油ダレのものが多い
◆麺は低加水縮れ中細麺が多い
◆スープにラードを入れ、上層に油が浮いているものが多い

※なお、Wスープ誕生の背景には、かつて旭川市では養豚業が盛んで、豚骨スープが考え出されたが、特有の強い臭みを消し、尚且つ風味を加えるための工夫として煮干や昆布類を併用するようになった歴史が挙げられる

そして、この商品のモデルとなる一杯を提供している「ななし」とは、1996年2月に札幌の琴似に開店した店で、札幌における旭川ラーメンの人気店。

この商品の特徴は、スープが良くからむ喉ごしの良いストレート麺と、じっくりと炊き出した豚骨・鶏ガラをベースに、かつお節、むろあじ節、利尻昆布の和風だしを加えたスープ。先に述べた旭川ラーメンの特徴と、ストレート麺という点がやや異なりますが、まあそれはお店の特徴ということでしょう。

早速つくってみる。

袋の中には生麺と液体スープが2つずつ。

茹で時間は1分30秒。その一方でどんぶりに入れたお湯で液体スープを袋ごと温めておきます。ある程度スープとどんぶりが温まったらお湯を捨て、液体スープをどんぶりにあけ、270mlの熱湯で割ります。麺が茹で上がったらお湯を切り、スープに移し、ねぎなどをトッピングすれば出来上がり。

さて感想は。

出来がりはこちら。今回は青ネギ、茹でキャベツ、ピーマンと豚肉を炒めたものをトッピングしました。

麺リフト。加水率の低いストレート麺です。

まずスープを一口。その色だけ見ると「味噌なんじゃないか?」と思ってしまいますが、味わうとしっかりとんこつ醤油味で、かつおや昆布の風味をほんのりと感じます。サラッとしていてゴクゴク飲みたくなるタイプ。麺は柔らかめで、スープがよく絡みます。細くてストレートなので食べやすくて箸が進み、あっという間に完食。袋麺でこれだけのクオリティなんだから、お店なら相当美味いんでしょうね。ぜひ食べてみたい!ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(気に入った!)

<商品データ>
◎価格:380円(税抜価格)
◎内容量:344g(めん110g×2)
◎カロリー:507kcal(1人前当たり)
◎発売日:2009年8月31日
◎リニューアル日:2013年9月2日

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