「マルタイラーメン」は即席棒状めんのパイオニア商品。マルタイ自慢のストレート麺とあっさりとした優しい醤油味のスープの袋麺です。
棒ラーメンでお馴染みの福岡のマルタイ。ノンフライ・ノンスチームのストレート麺を使ったご当地麺シリーズとして、このブログではこれまで「佐賀牛骨ラーメン」「熊本黒マー油とんこつラーメン」、「鹿児島黒豚とんこつラーメン」の三つをご紹介しました。
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マルタイの「熊本黒マー油とんこつラーメン」は、ニンニクをラードと植物油脂で黒くなるまで炒めてすり潰した特製黒マー油付きの…
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今回いただいた「マルタイラーメン」は、それらの元になった商品。発売は1959年11月ということですから60年近く前。超ロングセラーです。ちなみに同じ九州の佐賀に本社を構えるサンポーも1959年に即席棒状ラーメン「三宝(みたから)ラーメン」の製造を開始しています。さて、この商品のパッケージを見て、まずいいと思うのが黄色をベースにした昔ながらのデザイン。表側の上には「生の風味」という麺のキャッチ。その下に「煮込み3分 味一流」という語呂のいいセールスコピー。中央部分は透明になっていて中のストレート麺とスープが見えるのもなかなかしゃれています。裏は原材料やイラスト入りの作り方など。黄色地に文字は緑です。
早速つくってみる。
袋の中にはストレートの麺とスープ、調味油が二つずつ。
1人分の場合、鍋に150mlの水を沸騰させ、麺一束を入れて3分程度茹でます。茹で上がったら火を止め、スープ、調味油を加えます。
さて感想は。
別途用意した具材を加えたら出来があり。今回は豚肉と白菜を炒めたもの、ゆで卵、ネギ、玉ねぎを刻んだものをトッピングしました。
麺リフト。
さて、いただきます。麺はマルタイ自慢のノンフライ・ノンスチーム製法で仕上げたストレート麺。歯ざわりがよくコシもあり麺自体のうまさも感じます。さすが60年近くファンに愛され続けてきた麺です。スープはあっさりとしたしょうゆ味。ベースはポークとチキンで優しい味です。今回、野菜を多めに入れたせいか、タンメンみたいな味わいになりました。そして麺、スープ、そしてシャキッとした刻みタマネギの食感を楽しみつつ完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(気に入った)
<商品データ>
◎内容量:164g(めん146g)
◎カロリー:280kcal