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【立ち食いそば】上野広小路「小諸そば 上野広小路店」手頃な価格でクオリティが高い一杯が楽しめる。

小諸そば 上野広小路店」は、23区内を中心に79店舗を展開する「小諸そば」の一つ。手頃な価格でクオリティが高いそば、つゆ、かき揚げが楽しめます。

23区内を中心に79店舗を展開する「小諸そば」

小諸そば」は東京23区を中心に79店舗(2018年2月12日現在)を展開している立ち食いそばチェーン店です。そのうち中央区(24店舗)、千代田区(22店舗)、港区(16店舗)の3つの区で62店舗と、全体の8割近くがこの3区に集中しています。中央・千代田・港区と言えば都内でも特にオフィスがたくさんあってビジネスマンが多い地域ですが、これって地域を絞って集中的に出店するドミナント戦略ですかね。東京23区のれっきとした一員でありながら、我が板橋区には「小諸そば」が一店舗もないのはそのためか? まあ、練馬、中野、杉並、世田谷、目黒、大田、北、荒川、江東、葛飾、江戸川の各区もゼロですけど。日頃歩いていると各区に普通にあるような気がしていましたがわからないものです。なお「小諸そば」の店舗としては、このブログでは過去に1店舗ご紹介しています。

ノツログ

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今回伺った上野広小路店の場所は東京メトロ銀座線「上野広小路駅」から徒歩3分程度。JR御徒町からは6~7分で、千代田線「湯島駅」からは7~8分ぐらい。上野広小路駅を出て松坂屋を背にして中央通りを挟んで湯島方面を見ると、こんな風景が広がっています。

ビルの看板に注目してもらうと、左のSMBC日興證券と右のジョナサンの間の通りを100メートルぐらい直進したタバコ店の手前にあります。間口は狭く、入口の左横にはサンプルが並ぶショーケース。右横には小さなテーブルがあり、上にサンプルが並んでいます。

店に入ってすぐ右手に自動券売機があり、ここでチケットを購入して正面奥の注文カウンターで店員さんに渡して出来上がりを待つシステム。店内は左右それぞれの壁沿いにイスありの直線カウンターがあります。左・右側共にイスは9席あり、キャパは18名。

嬉しいネギ入れ放題

この日入店したのは午前10時ちょうどぐらい。先客は50~60代ぐらいの男性二人。店員さんにチケットを渡してそばを指定し、空いているカウンターで出来上がりを待ちます。この時間、店員さんは男性2名、女性1名の3名体制でした。落ち着いた深緑色のカウンターの小トレイの中にはミニ瓢箪に入った七味、小諸そばオリジナルのゆず七味、わさびといった調味料のほか、赤い桶みたいな器には小ぶりの梅干し。その左側の木製フタ付きの器には刻んだネギが入れられています。

そして約2分で呼ばれて受け取ったのがこちら。「かき揚げ玉子そば」(400円)。

かき揚げ、生玉子の他、トッピングはほうれん草と蒲鉾。緑、黄色、ピンクと彩りも鮮やかでなかなかのビジュアル。

そして、こんな感じで思う存分ネギを入れることができるのが小諸そばの醍醐味の一つ。

実は受け取ってから気付いたのですが、間違ってチケットを買ってしまいました。自分ではただの「かき揚げそば」のつもりが、誤って「かき揚げ玉子そば」のチケットを買ったようなのです。確か「かき揚げそば」は300円台だったはずなのに、400円だったので、おかしいと思ったんですよね。その時気付けよ…という話なんですが。まあ、買ってしまったものはしょうがありませんから、いただきます。まずはそばから。生そば茹でたてでコシがあってクオリティが高いですね。そしてつゆは鰹節の香りが豊かでまろやか。そしてかき揚げ。立ち食いそば店の「かき揚げ」というと、玉ねぎがほとんどで、あとニンジンと春菊のカケラが少々というところがほとんど。しかし小諸そばのかき揚げは玉ねぎ、ニンジンの他に、量はそんなに多くありませんが桜海老、青ねぎ、げそが入っているのが特徴です。だから食べていて多彩な食感と味が楽しめるんですよね。というわけで食べ進め、残り3分の1というところでいよいよ生玉子を割ります。すると丼の中は一気に玉子が広がっていきます。そして濃厚な玉子味に支配されたつゆを飲み干して完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(まあまあ気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都文京区湯島3-40-1 カドマエビル1F
◎交通手段:東京メトロ銀座線「上野広小路駅」から徒歩3分
◎営業時間:[平日]7:30~21:00[土]8:00~19:00[日・祝]10:00~17:00
◎定休日:無休

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