【日本映画】3時間以上安藤サクラの存在感に圧倒されっぱなし。「0.5ミリ」(安藤桃子監督)

たまたまチャンネルを合わせて見始めたら、なんか引き込まれてしまって最後まで見てしまったという映画がありますよね。それがこの「0.5ミリ」でした。

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どんな映画かというと、Wikipediaによるとあらすじはこんな感じ。

介護ヘルパーの山岸サワは、ある日派遣先で寝たきり老人の娘から唐突に「冥途の土産におじいちゃんと寝てほしい。」と依頼される。サワは添い寝するだけとの条件で引き受けるが、その日のうちに大事件に巻き込まれ、職場も住居も失ってしまう。
住み慣れた街を離れたサワは、見知らぬ土地土地で見つけたワケありの老人につけこみ、彼らの生活に入り込むおしかけヘルパーを始める。

老い、老老介護、認知症といったずっしりとした超ヘビーなテーマなんですが、現代日本の高齢化社会問題を斬るといった深刻さはなく、かといってハートフルな感動ストーリーでもないところが気に入りました。

印象的だったアジの干物をつくるシーン。

印象に残っているのは、サワがアジの干物をつくるシーンです。津川雅彦演じる老先生の弱みを握り、認知症の老妻を介護しながら暮らす先生宅に強引に押しかけて居つくサワ。最初はかたくなに拒否していた先生ですが、サワに心を開くきっかけになったのがこの場面。生のアジを裁くところから始め、天日干しをして干物をつくっていく。最初はその様子をいぶかしげに見ていた先生も、その丁寧な仕事ぶりに見とれ、次第に干物の出来上がりが気になってきます。先生とサワの心の距離が縮まっていく様子を、アジの干物づくりという料理の課程を通じて見せているんですね。この時のサワが本当にいい。あったかくて優しくて、なんか大いなる母性を感じさせます。

それにしても安藤サクラってすごい役者です。存在感ありすぎ。久々にガツンと来る映画を観ました。ちなみに監督・脚本・原作は奥田瑛二と安藤和津の長女・安藤桃子。主演の安藤サクラは監督の妹です。上映時間は3時間16分(!)でした。

<予告編>

<映画データ>
監督・脚本:安藤桃子
エグゼクティブ・プロデューサー:奥田瑛二
出演:安藤サクラ、織本順吉、木内みどり、東出昌大、ベンガル、
角替和枝、浅田美代子、坂田利夫、柄本明、草笛光子、津川雅彦

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