今回は徳島県徳島市の中華そば「いのたに 本店」をご紹介します。
徳島ラーメンブームの火付け役
このお店、徳島ラーメンがブレイクしたきっかけとなった店として知られています。
というのも、1999年に新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店し、
以後全国的に徳島ラーメンが知られるようになったから。
以上の情報は、このWikipediaによるものです。
徳島ラーメンには大きく分けて「茶系」「黄系」「白系」の3系統がある。戦後まもなく白系が誕生し、後に黄系・茶系と登場したといわれている。
茶系は「黒系」とも呼ばれ、豚骨スープに濃口醤油やたまり醤油で味付けし中細麺を用い、トッピングには豚のバラ肉・ネギ・もやしなどを使い、生卵を乗せるのが特徴である。新横浜ラーメン博物館に出店した「いのたに」がこの茶系だったことから、全国的には単に「徳島ラーメン」と呼んだ場合、概ねこの茶系ラーメンを指す。
この記述、実は以前にこの記事でも紹介しています。
今回は寿がきや食品の「全国麺めぐり 徳島ラーメン」をいただきました。 目次 1 徳島ラーメンって?2 さっそく作ってみる…
創業は1966年ということですから、50年の歴史があるのですね。おお!
メニューは基本的には「中華そば」のみ
場所は徳島駅から徒歩約20分。
おそらく最短ではないでしょうけど、はじめての人でも一番間違いない行き方を紹介します。
徳島駅から眉山へのロープウェイ乗り場がある「阿波踊り会館」に向かって直進します。
途中新町橋を渡ると会館が見えてきますので、
その手前にある大通りの「新町橋二丁目」交差点を右折。
さらに10分ぐらいまっすぐ進んだ場所にあります。
行列必至の大人気店なんですが、
ウィークディで10時半の開店直後だったため、すんなり入れました。
店内はコの字型のカウンターが左右に二つ。
40席ですが、全体的にゆったりとスペースがとってあり広く感じます。
まずは入口すぐのところにある食券の販売機で
プラスチック製の食券を買ってカウンターで店員さんに渡すシステム。
メニューは非常にシンプル。基本的には中華そばのみです。
中華そば(大盛肉入)/700円
中華そば(中盛肉入)/650円
中華そば(大盛)/600円
中華そば(中盛)/550円
ライス/150円
生玉子(ヨード卵)/50円
というわけで、中華そば(中盛肉入)/650円を注文。
カウンターに座ると、店員さんが水を持ってきてくれて、その上にレンゲを置いてくれます。
待つ間に壁一面に貼ってある著名人のサインをながめます。
お笑い芸人をはじめ芸能人のサインがたくさんありますが、
中でも目立っているのが安倍総理のものですかね、やっぱり。
そして5分弱で出てきたのがこちら。
アップ。見るからにうまそう!具はバラ肉の他にネギとシナチク。
麺リフト。やや黄色っぽい中細のストレート麺です。
豚骨醤油のスープはこの通り茶色。
一口すすると予想していたよりもさっぱりしていますが、しっかり旨みがあります。
肉はチャーシューではなく、豚バラの生姜焼きみたいな感じで、
しょっぱ目に味付けしてあって食べ応えも十分。
気がついたらスープの最後の一滴まで飲み干していました。
さすが徳島ラーメンの名店です。
<地図>
<店舗データ>
◎住所:徳島県徳島市西大工町4-25
◎交通手段:JR「徳島駅」から徒歩約20分
◎営業時間:[火~日]10:30~17:00(売切れ次第終了)
◎定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日休み)