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【イベント】四国の地酒51種類が飲み放題!「第18回四国酒まつり」に行ってきた。(その3「今小町」酒蔵見学編)

2017年2月18日に開催された四国最大の酒の祭典「四国酒まつり」。そのメインイベントは四国の地酒51種類が飲み放題という地酒試飲会で、これまで2回にわたってご紹介してきました。

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去る2月20日(土曜日)に昨年行って味をしめた「四国酒まつり」に今年も行ってきました。 目次 1 開催地は“隠れた酒処”…

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2月20日(土)に開催された「第18回四国酒まつり」その2です。 目次 1 さらに試飲は続きます。 さらに試飲は続きます…

「今小町」「三芳菊」「芳水」の3つの酒蔵開放

もう一つの目玉企画が周辺にある酒蔵開放です。今回は「今小町」「三芳菊」「芳水」の3つの酒蔵が開放されていたのですが、そのうち阿波池田駅から徒歩7~8分の池田町サラダにある「今小町」で知られる中和商店の蔵を見学してきました。ちなみに地名のサラダとはあの健康に良さそうな食べ物のことではなく、更田、すなわち更の田んぼ=新田という意味だそうです。入口には紅白の幕、そして鶴と桜をあしらった今小町の樽が3つ。

少し進むと「今小町 蔵開き」と書かれた横断幕と共に、新酒が出来たことを知らせる杉玉が吊されていました。ここに来るほぼ6割ぐらいの人がすでに地酒試飲会で結構飲んできているようですでにゴキゲン状態。杉玉を触ろうとするおじさんも…。

この中和商店は、1802年に刻み煙草製造業として創業し、その後煙草の専売制に伴って大正15年に3代目中村和右衛門が酒造業を始めたそうです。

中に入ると目に入ったのは麹室(こうじむろ)。「麹菌」を育てる場所です。

お酒を貯蔵するホーロータンク。ずいぶんと年季が入っています。灘琺瑯タンク製作所製で「昭33.12.25 検」とあります。昭和33年と言えば60年近く前。

酒蔵の間口はさほど広くありませんが、奥行きがあるつくりになっています。下の写真の左中央に小さく見えている白い横断幕が上から二枚目で紹介した杉玉と共に掲げられている「今小町 蔵開き」の横断幕です。

中庭には酒蔵の象徴であるレンガ煙突がそびえていました。

試飲コーナーもあったようですが、混雑し過ぎていたので今回はパスしました。
次回は地酒試飲会の続きをご紹介します。

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2017年2月20日(土)に開催された「第18回四国酒まつり」の地酒試飲会の続きです。 目次 1 さらに試飲は続きます。…

<地図>

<酒蔵データ>
◎合名会社中和商店
◎住所:徳島県三好市池田町サラダ1756

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