今回食べたのは日清の「カップヌードル 香辣海鮮味」。2016年5月に開催された「世界のカップヌードル総選挙」で第1位を獲得したことを受けて、11月に発売された香港代表「カップヌードル 香辣海鮮味 ビッグ」をレギュラーサイズ化した商品。果たして第1位ってどんな味なんでしょう。
世界一食べたいカップヌードルを決める総選挙で1位を獲得!
「世界のカップヌードル総選挙」は昨年5月11日~31日に開催されました。日本を除く世界11の国と地域で販売しているカップヌードルから選んだ20品の中から一番食べたいカップヌードルを選んで投票。1位の商品を「カップヌードル ビッグ」シリーズとして日本で販売するというキャンペーンイベント。公式サイトには以下のように説明されています。
「カップヌードル」の誕生45周年を記念して、世界中で販売されているカップヌードルから20品を厳選し、世界一食べたいカップヌードルを決める総選挙を実施します!
1971年に誕生した世界初のカップ麺「カップヌードル」は今年で発売45周年。現在80以上の国と地域で販売し、世界各地で現地オリジナルのフレーバーを展開しています。
その中でも世界各国の厳選した20品から、一番食べたいカップヌードルに投票していただき、見事1位に輝いた商品を「カップヌードルBIG」シリーズとして2016年11月に日本で発売します。
それで見事一位に輝いたのがこの香港代表「香辣海鮮味」というワケですね。パッケージはペパーミントグリーンが基調。
早速つくってみる。
フタを開けてカップを顔に近づけるとスパイシーな香り。中はこんな感じになっていて、黄色いたまごとコーン、白いイカが目に付きます。
フタの裏にはパッケージ正面上にも表示されている「合味道」とは何のことかが説明してあります。書かれているのはこんなこと。
香港や中国ではカップヌードルのことを「合味道」という名で販売しています!これは、広東語で『あなたの好みに合った味』という意味であり、『合味道(hap mei do=ハップ・メイ・ドウ)』が“カップヌードル”と聞こえるから。世界のカップヌードルトリビア、あなたはご存じでした!?
で、熱湯を注ぎます。
さて感想は。
3分後に出来上がり。フタを全部はがすと全体的に黄色っぽいビジュアル。レッドベルペパーの赤とネギの緑がアクセントになっています。
麺リフト。これはいつものカップヌードルの麺ですね。
まずは麺。一般的なカップヌードルのものと同じで、まぁそりゃそうですね。次にスープをすすってみます。まず来たのが、舌を刺激するピリっとした辛さ。ニュースリリースによると“海鮮と豚肉のうまみにキムチの風味を加えた、コク、酸味、辛みが絶妙な辛口スープ”とのことですが、やや酸っぱさは感じるもののコクはあまり感じません。具はイカ、たまご、キャベツ、レッドベル、コーン、ネギ。イカは噛みしめるとジュワッとイカの風味がしみ出してきます。コーンとたまごは共にスープの辛さを中和する役割ですね。食感がそれぞれ違うので飽きずに食べ進められます。で、全体的にはシーフードヌードルの辛いヤツという印象で、世界一という割には平凡な味でした。と思ってこの「世界のカップヌードル総選挙」のサイトを見たのですが、これって実食して投票するわけではなくて、サイトにある各商品の説明を見て投票するものだったんですね。確かにイベントの趣旨は「世界一食べたいカップヌードル」を選ぶのであって、「世界一美味しいカップヌードル」を選ぶものではないのでこれはこれでいいでしょう。ただ結果発表も1位しか出ていなくて、なんか全体得票数がいくらで、1位は何票を集め、2位以下にはどの商品が選ばれたかが書いていないので不透明さを感じました。ごちそうさまです。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3(まあまあ)
<商品データ>
◎価格:180円 (税別)
◎内容量:73g (60g)
◎カロリー:328kcal
◎発売日:2017年3月6日