今回いただいたのは明星食品の「評判屋 わかめラーメン ごま香るしょうゆ味」。結論から言うと商品名そのまんま。つまり、ごま油の風味がほんのりと香る醤油味のラーメンでした。なんか身も蓋もない言い方ですが、実食レポートです。
“評判屋”は、明星食品のオープンプライスのカップ麺シリーズ。店頭での販売価格はだいたい100円前後の低価格シリーズですね。現在(2017年12月)、この「わかめラーメン」のほか、「コク味噌ラーメン」「わんたん麺」「コク豚骨ラーメン」「かきたまうどん」「鶏南蛮そば」「ソース焼そば」「塩焼そば」がラインナップされています。それぞれの発売日を見ると「わかめラーメン」と「わんたん麺」の二つが2008年4月と最も古いので、最初はこの2商品からスタートしたのかも。そろそろ10年になるわけで、そう考えるとこの世界では結構なロングセラーですね。
パッケージは“わかめ”ということでやや深みがある緑が基調。フタのデザインを見ると、家庭の食卓をイメージさせようとしているのか、左上には塩やコショーを入れる金属製の調味料入れが写り込んじゃってますよ…。なんか、とりあえずこんなもんでいいだろう感が漂ってるなぁ。批判しているんじゃないですよ。企業の一番の目的は利益の追求。100円前後の商品のフタを、お金と時間をかけてディテールにまでこだわって作り込まれたら、そっちの方が問題でしょう。商品名は見やすいし、「254kcal」と「つるみきわ立つ生めん食感!」という2大特徴はきちんと文字で押さえているわけで、私が決裁者だとしても、まあこんなもんでいいだろう、と稟議書にハンコをつきますよ。
早速つくってみる。
さて、つくります。フタを開けると入っていたのは「粉末スープ」「液体スープ」「かやく」。低価格シリーズなのに3つもあるとはなかなか贅沢じゃないですか。スープは液体+粉末でないと出せない味なんだと思うと、自然と期待が高まりますね。
麺はこんな感じのノンフライ麺。
さて感想は。
「かやく」を投入して熱湯を注ぎ、4分後にフタを開け、「粉末スープ」「液体スープ」を加えたら出来上がり。
おお!わかめが増殖していて、一瞬この商品を思い出しました。
目次 1 またまたペヤングがやってくれたぞ!!2 早速つくってみる。3 さて感想は。 またまたペヤングがやってくれたぞ!…
麺リフト。若干縮れています。
それではいただきます。今回はかなり自信ありげな麺から。うたい文句は「麺の改良により、表面のなめらかさと中心のコシをより強く感じるようになったノンフライ麺」。ツルリとしていてコシもあり、確かに生麺っぽい食感ですね。ただ麺自体の味はそれほど強く感じません。そしてスープはごま風味が香るすっきりした醤油味で、極めてオーソドックスなわかめスープ。時々混じるゴマの食感が楽しい。そしてトッピングのわかめは、まあ皆さんが思った通りのその味です。全体に特にインパクトはありません。でもカロリーは254kcalと抑えられているので、気兼ねすることなく食べ進めることができるのは精神的にいいですね。とうことで今回も完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.2(まあまあ)
<商品データ>
◎価格:オープンプライス
◎内容量:72g(麺60g)
◎カロリー:254kcal
◎発売日:2008年4月
◎リニューアル日:2017年8月