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【立ち食いそば】六本木「名代 富士そば 六本木店」日本を代表する繁華街・六本木のど真ん中にある富士そば。

名代 富士そば 六本木店」は、六本木交差点にある路面そば店。もちろん24時間営業です。

首都圏に129店舗を展開する「名代 富士そば」

首都圏に多数の店舗を展開する24時間営業の立ち食いそばチェーン店「名代 富士そば」。いったい今何店舗ぐらいなんだろうとふと思い、ホームページで数えてみたら、東京23区内が97店舗、東京23区外が12店舗、埼玉県内8店舗、神奈川県内6店舗、千葉県内6店舗で合計129店舗(2018年2月13日現在)。ちなみにライバルと目される「ゆで太郎」が197店舗、「小諸そば」が79店舗でした。この「富士そば」、私も結構昔から行っているつもりだったんですが、このブログではまだ1店舗しか紹介していませんね。

ノツログ

新小岩の「名代 富士そば 新小岩店」は駅からすぐ。サクッと食べたい時に便利です。 場所はJR総武線「新小岩駅」北口を出て…

今回訪れた六本木店の場所は日本を代表する繁華街の一つ「六本木」のど真ん中・六本木交差点角。いかにも賃料が高そうなロケーション。東京メトロ日比谷線や都営大江戸線の「六本木駅」からですと、4a出口を出てすぐ左手。ただし現在(2018年2月)この出口は工事中で使用できませんでした。入口の右側にはサンプルを展示したショーケース。ふと見上げると「期間限定 かつ丼セット100円引き!」という黄色い垂れ幕。ドアにはおすすめメニューの写真入りの大きなポスター。2018年冬のおすすめは「あさりそば」(460円)と「ミニ合鴨ロースト丼セット」(560円)です。「あさりそば」にやや心ひかれるものの、食べるのが面倒臭そう。

店に入ると、すぐ左手にパスモ(スイカもOK)が使える自動券売機が2台並んでいます。ここでチケットを購入し、正面奥の注文カウンターで店員さんにチケットを渡して半券をもらい、出来上がると番号で呼ばれるシステム。ちなみにこの自動券売機、押すと奥の厨房にメニューの番号が音声で伝わる仕組みになっています。それを聞いて店員さんはスタンバイするわけですね。価格はベースとなる「かけそば・うどん」が300円、「天ぷらそば・うどん」が410円。なお、富士そばには太さが違う「乱切りそば」を提供する店がありますが、このお店にはなし。また、ビールもなし。

もちろんBGMは演歌

店内は左右の壁沿いにイスありカウンターがあります。左壁際のカウンターは「J」を左右反転させたみたいな形になっていてイスは12席。右壁際には直線カウンター7席と給水器を挟んでやや丸みを帯びたカウンター5席があり、合わせて12席。合計するとキャパは24名程度。この日入店したのは午後2時と昼時のピークをやや過ぎたあたりで、先客は5名で全員ビジネスマン風の男性。立ち食いそばの一般的な客層は30~60代男性というイメージなんですが、ここは場所柄か20代~30代のお客さんもチラホラ。ウィークデイの昼間ですからこの客層ですが、ウィークエンドの朝4時ぐらいなんてどんな客層なんだろう。飲み明かしたサラリーマンで溢れるのか、あるいは国際色豊かになるのかな。店員さんは男性3名体制。店内に流れる曲名・歌手名不詳の演歌をなんとなく聴きながら出来上がりを待ちます。カウンターの上を見ると紙ナプキン、七味、つまようじ、リターナブル型の箸が並んでいます。

そして2分後ぐらいに呼ばれて受け取ってきたのがこちら。「春菊天そば」(420円)。

春菊天の他にはわかめとネギがトッピングされています。濃度が違うグリーン系の食材がバランス良く配置され、いい感じのビジュアル。

さて、いただきます。まずはそば。茹でたての生そばで適度なコシがあります。そしてつゆは鰹出汁の香りが強く塩分は控え目。そして春菊天はサクサクタイプ。富士そば特製フライヤーによって揚げたもので、ほどよい衣加減で油っこくなくてサクッとした仕上がり。このところふんわりタイプの天ぷらが多かったのでこの食感は新鮮でした。そしてわかめ、ネギも楽しみつつ、最後はつゆを吸って柔らかくなった春菊天のカケラと共につゆを飲み干して完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.6(気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都港区六本木7-14-10 山室ビル
◎交通手段:東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩1分
◎営業時間:24時間営業
◎定休日:無休

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