麺はいいけど、スープは超オーソドックスな醤油味で、予想していたほどのインパクトはなし。東洋水産の「中華そば処 琴平荘 中華そば」をいただいた感想です。
このカップ麺は、山形県鶴岡市にある旅館「琴平荘(こんぴらそう)」が、毎年期間限定(10月1日~5月31日)で営業するラーメン店「中華そば処 琴平荘」の一杯を再現したもの。JR鶴岡駅からクルマで30分というロケーションにもかかわず、食べログで3.7以上の高評価を得ているお店です(2018年5月現在)。フタには左側に「琴平荘」と調理例写真。右に木目調のバックに毛筆タッチで商品名が書いてあります。
早速つくってみる。
フタを開けると入っていたのは「液体スープ」「かやく」「焼きのり」の三つの小袋。注目したのはかやくとしてチャーシューが2枚入っていたこと。
中はこんな感じ。中太のノンフライ麺です。
さて感想は。
熱湯を注ぎ5分後にフタを開け、液体スープを加え、焼きのり2枚を添えたら出来上がり。
麺リフト。「生麺ゆででうまいまま製法」によるもの。
さて、いただきます。麺は「マルちゃん 正麺カップ」シリーズで使われている、多加水ノンフライ麺ですね。ツルッとしていて生麺のようなコシがあります。そしてスープ。鶏をベースに魚介だしをきかせたというスープは、ほんのりと魚介系の香りがするあっさりとした醤油味。「芳醇」という謳い文句ですが、オーソドックスで昔からカップ麺で何度も何度も味わったことのある醤油味スープ。イマイチ特徴が感じられません。カップ麺の場合、飛び切り辛いとか濃厚といった極端な味より、こういった一般的な味にするのが一番難しいのかもしれませんが…。具はチャーシュー、メンマ、のり、ねぎ。2枚入っているチャーシューはペラペラでいかにもカップ麺のチャーシュー。でもメンマは歯ごたえが良く、存在感がありました。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.0(まあまあ)
<商品データ>
◎価格:税込278円
◎内容量:105g(めん65g)
◎カロリー:331kcal
◎発売日:2017年11月28日