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【カップ麺】日清「神田まつや 鶏南ばんそば」創業130年を超える老舗江戸前そば屋監修のカップそば。

日清の「神田まつや 鶏南ばんそば」は、創業130年を超える老舗江戸前そば屋監修のカップ麺です。

まずは見た目など。

東京千代田区神田須田町にある「神田まつや」は、明治17年(1884年)創業の老舗そば店。その歴史ある店舗は東京都の歴史的建造物にも指定されています。私も前を取ったことは何度もあるんですが、敷居が高くて入ったことはありません。ここら辺で入るとすると、ここから徒歩1分圏内にある「六文そば 須田町店」ですね。ここも結構味のある店構え。

ノツログ

神田須田町の「六文そば 須田町店」は、東京都内に約10店舗を展開する立ち食いそばチェーン「六文そば」の一つ。一番人気の「…

さて、そんな老舗そば店の6代目・小高 孝之氏監修のもと再現したのがこのカップ麺です。なお、この商品は年越しそば需要を当て込んで、毎年12月になると発売される季節商品のようです。パッケージは白が基調でボディには歴史的建造物でもある店舗のイラストと写真があしらわれています。その中で「鶏南ばんそば」と書かれている紫の短冊風の部分が印象的。

早速つくってみる。

まずはフタの上に貼り付けてある「特製 ゆず七味」の小袋をはずします。

フタを途中まではがしてみると、中はこんな感じ。具材、粉末スープはあらかじめ入っているタイプです。

さて感想は。

熱湯を注いで3分で出来上がり。青ネギの鮮やかな緑が目を引きます。

麺リフト。ほぼストレートのそばで星もみえますね。

さて、いただきます。まずはそば。日清のどん兵衛のそばと同様にほぼストレートですが、比べるとやや細目ですすり心地がいいですね。そしてつゆはカツオ出汁がきいていて、まろやかで濃い目の甘辛さ、さらにはコクもありますね。このつゆは「神田まつや」の特徴である “本節、宗田節などから取っただし” と “甘辛いかえし” を合わせたやや濃いめのつゆを再現したとのこと。具材は、炭焼鶏肉、ネギ。鶏肉は割と大きめでまあまあの食べ応え。炭焼ということで表面に焦げ目がありますが、食べてみると香ばしさを感じるのはほんの一瞬で、さっぱりとしていてササミみたい。ネギはざく切り風の大きなものから小さなものまでいろんなタイプがあって、食感的にいいアクセントになってくれます。そして3分の2ほど食べてから “特製ゆず七味” を振りかけると、ふんわりと漂ってくる柚子の風味。そばをいただくと、ピリッとした唐辛子と柚子の風味が口の中に広がり、先ほどまでとはまた違った味わいが楽しめます。そして若干つゆが引き締まった感じ。ということで完食。ごちそうさまです。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.4(まあまあ気に入った)

<商品データ>
◎価格:205円(税抜)
◎内容量:92g(麺72g)
◎カロリー:420kcal
◎発売日:2018年12月24日

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