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【立ち食いそば】本郷三丁目「永坂庵 本郷三丁目店」“田舎蕎麦”か“更科蕎麦”のどちらかが選べる。

本郷三丁目の「永坂庵 本郷三丁目店」は、「田舎蕎麦」「更科蕎麦」のどちらかが選べる立ち食いそば店です。

本郷三丁目交差点からスグ

このお店、もともとは「天かめ 本郷三丁目店」で、昨年同じ母体が運営する「永坂庵」へと変わりました。なお「永坂庵」は飯田橋(住所は東京都新宿区新小川町1-17 三輪田ビル 1F)にもある模様。今回ご紹介する「本郷三丁目店」の場所は本郷三丁目交差点からスグの本郷通り沿い。

店の入口左側と、店に入ってすぐ右に自動券売機があり、どちらかで食券を購入して注文口で店員さんに渡してオーダーするシステムです。この店の特徴は、そばが「田舎蕎麦」か「更科蕎麦」の2種類あること。「田舎蕎麦」と「更科蕎麦」については店内に次のような説明書きがあります。

田舎蕎麦
そばの外殻の一部を引き込んだ色が黒っぽく香りの高いそばきり。

更科蕎麦
そばの実の中心部からとった白いそば粉で売った上品な香りを持つ上品なそばきり。

券売機ではグリーンのボタンが「田舎蕎麦」、ブルーが「更科蕎麦」になっていてわかりやすいですね。

価格は基本的に更科蕎麦が10円高く、ベースとなる田舎蕎麦の「かけそば」が290円で、更科蕎麦の「かけそば」が300円。純粋な「かき揚げそば」はなく、その代わりと思われる田舎そばの「桜エビかき揚げそば」が390円で、更科蕎麦バージョンが400円。

「かけそば」は田舎蕎麦290円、更科蕎麦300円

この日入店したのは12時45分頃。先客は30~60代ぐらいまでの男性が6名でした。店内は入口すぐの所に4名ぐらいが立ち食いできるL字型カウンター、右の壁沿いに6~7名立ち食いできる直線カウンターがあり、キャパは10~11名。

厨房前の注文口で食券を一人で切り盛りしている店員さんに渡し、空いていた入口付近のL字カウンターで出来上がりを待ちます。カウンター上をチェックすると、調味料は七味唐辛子と醤油。その他、黒のリターナブル箸と爪楊枝が置いてあります。

桜エビかき揚げそばは390円

そして待つこと2分でそろそろかなと思って、注文口に向かったところ、ちょうど出来上がってきたのがこちら。「桜エビかき揚げそば」(390円)。

上から。かき揚げの上に桜えびがパラパラっとのせてあります。

さて、いただきます。まずはそばから。色は予想していたよりも黒っぽくはありませんが、幅が広く平打ち麺みたいな形状。いただくとコシがあって、すすり心地もまずまず。次につゆを一口。カツオ出汁の風味が香り、ほのかな甘さも感じます。かき揚げは時間によっては注文が入ってから揚げるそうですが、お昼のピーク時ということでこの時間は揚げ置きのもの。でも、温かいそばに入れる場合、衣がつゆを吸っていくうまさを楽しめるので、揚げ置きでも全然問題ありません。具は細目にカットされた玉ねぎが中心。そしてその上に乗っている桜エビは贅沢なアクセントになってくれます。とうことで店内に流れている春風亭昇太さんのラジオ番組を聴きながらサクサクと食べ進め完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(まあまあ気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都文京区本郷3-36-9
◎交通手段:都営大江戸線「本郷三丁目駅」から徒歩1分
東京メトロ「本郷三丁目駅」徒歩5分
◎営業時間:7:00~15:30
◎定休日:日曜日

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