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【立ち食いそば】秋葉原「川一」立ち食いそば激戦区にあって多くのファンを持つ路麺そば店。

川一」は、秋葉原・浅草橋間の立ち食いそば激戦区にあって多くのファンを持つ路麺そば店です。

名店「二葉」と「野むら」の中間辺り

場所はJR「秋葉原駅」と「浅草橋駅」の中間辺り。秋葉原昭和通りから、名店として知られる「そば処 二葉」のある道を浅草橋方面に進んだ先にある三井記念病院の近く。ここらさらに浅草橋方面に進んだ清洲橋通り沿いには、これまた名店として知られる「スタンドそば 野むら」があります。

ノツログ

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この日、午後1時からの訪問先住所を見ると台東区台東1丁目。上野あたりかな…と思ってググったところ、秋葉原駅と浅草橋駅のち…

三井記念病院の入口向かいの細い道を少し入ったところにあり、そば・うどんと書かれた黄色い暖簾が目印です。なおこのお店、夜は居酒屋としても楽しめるとか。

L字型カウンターで11席

この日入店したのはお昼のピークの12時10分頃。近くのビジネスマンの皆さんでほぼ満席だったのですが、外からのぞくと入口付近に1席空席が見えたので入店しました。店内は厨房を囲むL字型カウンター。Lの長い方の辺にイスが9脚、短い方の辺に2脚あって、キャパは合わせると11名。この時間、ご店主とおかみさんの二人で切り盛りされていました。

自動券売機はなく、口頭でオーダーするシステムです。壁に貼ってある達筆で書かれたお品書きを見ると「もりそば・うどん」が380円、「かき揚げそば・うどん」が430円。ただ、ご主人は先客のオーダーに忙しく対応されいたため、しばらく待機して注文のタイミングを待ちます。長いカウンターの中間辺りにある給水器でカップに水を入れてきて、水をいただきながら待機。そして2分後ぐらいにようやく一段落したようなので口頭でオーダーしました。出来上がりを待つ間に店内をチェックすると、店の一番奥の上にテレビがあり、昼のワイドショーが流れています。そして厨房内を見ると玉川食品と書かれたそばケースに一人前ずつビニールで個包装された生そばが入っています。「玉川食品」をググったら東京都北区豊島の製麺会社が出てきましたが、そこの麺なのかな(未確認)。

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木製の棚には揚げ置きの天ぷら類が並ぶ金属ケースや食器類が並んでいますね。カウンターの上には黒のリターナブルタイプの箸と七味。

衣薄目で春菊の苦味を味わえる春菊天

そして待つこと3分ちょいで出てきたのがこちら。「春菊そば」(430円)。

上から。ネギ多めが嬉しい!

さて、いただきます。まずはそば。生そばで茹でたて。かなり柔らか目ですが、これがデフォルトのようですね。次につゆをいただくと、かつお出汁の風味が強く、これはなかなか。この激戦区で生き残っているだけあります。春菊天は衣薄目。食べているうちにつゆを吸ってどんどん溶けていくタイプで、春菊の苦味をしっかり味わえます。そして油っぽくなった口の中をシャキシャキのネギでリセットしながら食べ進めます。昼時なので次から次へとお客さんが入店してきて、入口付近で立って席が空くのを待っている人も。ということでピッチを上げて食べ進めて完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.7(気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都台東区台東1-2-7
◎交通手段:各線「秋葉原駅」から徒歩8分、JR「浅草橋駅」から徒歩9分
◎営業時間:7:00~16:00
◎定休日:土曜・日曜・祝日

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