サンヨー食品「サッポロ一番 金沢カレー風ラーメン ブラックカレー味」は、濃厚な味わいで知られる金沢カレーをモチーフにしたカップ麺です。
まずは見た目など。
モデルとなった「金沢カレー」とはどんなものなんでしょうか。金沢カレーブームの火付け役と言えるゴーゴーカレーのホームページによると定義は以下の通り。
(1)ルーは濃厚でドロッとしている。
(2)付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
(3)ステンレスの皿に盛られている。
(4)フォークまたは先割れスプーンで食べる。
(5)ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。
パッケージは黄色がベース。上記の3を意識しているようで、フタやボディにはステンレスの皿に盛られた調理例写真。何もラーメンをステンレス皿に盛らなくてもいいのでは?と思いますが、金沢カレーに近づけるためにそうしたんだと思います。
早速つくってみる。
フタを開けると中はこんな感じ。小袋類はありません。
さて感想は。
熱湯を注ぎ3分で出来上がり。
麺リフト。中太麺ですね。
さて、いただきます。まずは麺から。適度なコシのある油揚げ麺にはカレースープが良く絡んでスープとの相性もいい感じです。3~4口麺をすすり、次にスープをいただくと、やや薄目のカレースープ。あれ、と思ってかき混ぜていくとトロみが出てきて、どんどん濃厚になっていきます。なるほど、スープの成分が下にたまっていたんですね。そして再びいただくと、濃厚なカレースープです。具材はキャベツ、肉そぼろ。肉そぼろはカレースープがしみ込んで、カレー風味が加わっていますね。ただ、キャベツはあまり存在感がなかったかも。というわけで、少なくなるにつれてどんどん濃厚になっていくカレースープを最後の一滴まで飲み干して完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(まあまあ気に入った)
<商品データ>
◎価格:180円(税抜)
◎内容量:74g(めん50g)
◎カロリー:308kcal
◎発売日:2019年4月15日