日清製粉グループの「熟成極み 讃岐冷麦」は、独自製法「三層加熱熟成製法」と多加水製法によって、なめらかさともっちり感を追求した乾麺です。
まずは見た目など。
今回ご紹介するのは冷麦なんですが、まずはそうめんと冷麦の違いを。調べて見ると製法とか原料などの違いはなく、違うのは太さのみのようですね。JAS規格でそうめんは直径1.3mm未満、冷麦は直径1.3mm以上で1.7mm未満と定めてあるそうです。ただしそうめん、冷麦共に、機械製の「乾麺類」と手作業でつくる「手延べ干し麺」の2つの製法があり、手作業で作る麺に限っては1.7mm未満のものはそうめんでも冷麦でも、どちらで呼んでもかまわないとのこと。パッケージは和紙風の袋。緑をバックに白抜きで「讃岐冷麦」と商品名。その下に調理例写真があしらわれています。
この商品の特徴は独自製法「三層加熱熟成製法」でつくられていること。パッケージの裏には次のように説明されています。
熟成極みの麺は…抜群のコシ、ゆででも伸びにくいのが特長です。中心のねばりのある層を、上下の歯ごたえのある層ではさみ、三層構造とした麺を乾燥し、さらに熟成させた「三層加熱熟成麺」。この独自製法により強いコシ、くっつきにくさ、伸びにくさを実現しました。また、多加水製法で、よりコシのある食感に。加熱熟成により黄味を帯びた麺の色がおいしさのしるしです。
早速つくってみる。
袋を開けると中に入っていたのは1束80gの冷麦が4束。
麺をアップするとこんな感じ。なるほど、やや黄味を帯びた色ですね。
さて感想は。
ゆで時間は約6分。ゆで上がったらサッと水洗いし、水を切って氷水を入れた器に移せば出来上がり。なお、パスタ・乾麺用の電子レンジ専用プラスチック容器を使えば、レンジでも調理可能らしいです。
麺リフト。茹でると心持ち白くなった感じ。
さて、いただきます。しっかりとしたコシと歯ごたえがあります。そして、ツルツルッとしていて喉ごしがいいです。あと、麺と麺がくっついていないので、適量をつかみやすくて食べやすいですね。これは加熱熟成することによって「ゆで溶けの要因となる澱粉の溶け出しを制御し、今までにないほぐれやすさを実現」したから。最新技術のおかげなんですね。というわけでサクッと完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.4(まあまあ気に入った)
<商品データ>
◎内容量:320g