飯田橋の「永坂庵」は、「田舎蕎麦」「更科蕎麦」のどちらかが選べる立ち食いそば店。そしてそばは注文を受けてから茹で始めるので、いつでも茹で立てをいただけます。
都内に2店舗ある「永坂庵」
このお店、もともとは「天かめ」で、2018年8月に同じ母体が運営する「永坂庵」へと変わりました。
なお「永坂庵」はこの店の他に、「本郷三丁目店」があります。
本郷三丁目の「永坂庵 本郷三丁目店」は、「田舎蕎麦」「更科蕎麦」のどちらかが選べる立ち食いそば店です。 目次 1 本郷三…
場所は地下鉄「飯田橋駅」B1出口から「富士そば 飯田橋店」の前を通り、目白通りに沿って歩くこと約5分。途中には肉そばで有名な「肉そば 豊しま」があります。
そばは「田舎蕎麦」と「更科蕎麦」の2種類
この店の特徴は、そばが「田舎蕎麦」か「更科蕎麦」の2種類あること。「田舎蕎麦」と「更科蕎麦」については店内に次のような説明書きがあります。
田舎蕎麦
そばの外殻の一部を引き込んだ色が黒っぽく香りの高いそばきり。更科蕎麦
そばの実の中心部からとった白いそば粉で売った上品な香りを持つ上品なそばきり。
入口扉右に自動券売機があり、ここか店に入ってすぐ右手にある自販機で食券を買って注文口で店員さんに渡してオーダーするシステム。自販機の上には茹で立てを供するため2分少々お待ちくださいとの貼り紙。
価格は基本的に更科蕎麦が10円高く、ベースとなる田舎蕎麦の「かけそば」が290円で、更科蕎麦の「かけそば」が300円。純粋な「かき揚げそば」はなく、その代わりと思われる田舎そばの「桜エビかき揚げそば」が390円で、更科蕎麦バージョンが400円。
立ち食いカウンターのみ
この日入店したのは14時30分頃。店内は入口から向かって右側の壁沿いに奥へと続く立ち食いカウンターのみ。だいたい8名ぐらいが立ち食いできるでしょうか。先客は男性2名で、店員さんは一名体制でした。チケットを店員さんに渡して、空いていたカウンター中央で出来上がりを待ちます。カウンターの上の調味料をチェックすると七味唐辛子と醤油。
待つこと3分ちょいで呼ばれていただいてきたのがこちら。「もりそば(田舎そば)」(290円)。
そばアップ。
さて、いただきます。そばは以前本郷三丁目店でいただいたものより黒っぽい感じ。前は暖かいそばでいただいたのでそう感じただけかもしれませんが…。幅が広く平打ち麺みたいな形状で存在感抜群です。わさびをつけていただくとコシがあってしっかりとした歯ごたえ。すすり心地もいいですね。つゆはカツオ出汁の風味が香り、ほのかな甘さがあります。店内には本当三丁目店同様、ラジオが流れていますね。そばの香りを楽しみながら食べ進め、サクッと完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.7(気に入った)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都新宿区新小川町1-17 三輪田ビル 1F
◎交通手段:地下鉄「飯田橋駅」から徒歩6分
◎営業時間:[月~金]11:00~20:30[土・祝]11:00~14:30
◎定休日:日曜日