株式会社奈良屋の「裁ちそば」は、乱切り仕上げが特徴の太めの田舎そばです。
まずは見た目など。
この商品を製造している株式会社奈良屋は、福島県南会津郡南会津町の製麺会社。創業は宝暦年間(1751年10月~1764年6月)ということですから、その歴史は実に250年以上!厳選した南会津産そば粉と自家製粉にこだわったそばが自慢の老舗です。パッケージはやや黄色みを帯びた白の和紙風で上品なルックス。
袋の裏面を見ると「裁ちそばの由来」ということで次のように書いてあります。
会津檜枝岐(ひのえまた)では、延ばした麺生地を数枚重ね包丁で手前に引くようにして切ります。布を裁つように切ることから裁ちそばと呼ばれます。本品は、挽きたて自家製粉の粗挽きそば粉を使用し、極端な乱切り仕上げが特徴の食べごたえのある太めの田舎そばです。じっくりと3段階に分けて丁寧に乾燥させました。
早速つくってみる。
袋を開けるとこんな感じ。よく見ると確かにそばの幅が違いますね。
推奨の茹で時間は8分と比較的長目。
さて感想は。
茹で上がったら水洗いし、器に移したら出来上がり。
麺リフト。麺の幅は1.9mm、2.4mm、3.5mmの3種類。平打ち麺みたいな形状です。
さて、いただきます。わさびをつけてネギを入れたつゆに浸してまずは一口。太さが違っているので食感が楽しいですね。そしてしっかりとしたそばの香り!これはうまい。次に別途用意したおろしをつゆに投入し、おろしそばにして楽しみます。一番太いそばは食べ応えも十分。さらにわかめとか揚げも加えつつ、乱切りそばを堪能して完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.9(気に入った)
<商品データ>
◎価格:250円(税抜)
◎内容量:200g
◎カロリー:348kcal(100g当たり)