立ち食いそばチェーン店の中でも、布海苔をつなぎに使った独自のそばを出す店として、根強いファンを持つ「がんぎ」。今回はその3店舗をご紹介します。
1992年に1号店がオープン
「がんぎ」は弁当の製造・販売を中心とした事業を展開している株式会社い和多が、都内に3店舗運営している立ち食いそば＆立ち飲み店です。「東京で、越後十日町そば＆越後の地酒を気軽に楽しんでいただける」がコンセプト。1992年に中央区新川2丁目に「がんぎ新川2丁目店」が出来たのを皮切りに、翌年の1993年に「がんぎ新川1丁目店」、さらにその翌年の1994年に「がんぎ三田店」がオープンしました。
新潟の、雪深い里、十日町。 がんぎのそばは、ここで育まれました。 豪雪地帯では、まとまった雪が降ると隣近所との行き来もま…
上記サイトによると「がんぎ」の店名の由来は以下の通りです。
新潟の、雪深い里、十日町。
がんぎのそばは、ここで育まれました。
豪雪地帯では、まとまった雪が降ると隣近所との行き来もままなりません。そこで、軒を前に出し、さらにお隣とその軒を連ねることで、軒の下を自由に行き来できるようにしました。
この、軒をさして『がんぎ＝雁木』と呼んでいるのです。
東京でも、このがんぎの中で、お客様をお迎えしたいとの気持ちを込めて店名と致しました。
「がんぎ」の特徴は、100％のそば粉に寒天状にした布海苔（海草）をつなぎに使っていて、小麦粉は一切使用していないこと。うっすらと緑がかったそばは、ツルッツルの食感と心地いい喉ごしで、一度食べたら病みつきになります。つゆは冷たいそば用と温かいそば用と別々なものを用意。冷たいそば用はキリッとしていて、温かいそばはカツオ出汁の香りが豊かで、それぞれ楽しめます。また、新潟の銘酒を楽しめるのも「がんぎ」の特徴の一つ。八海山、景虎、鶴齢、麒麟算、久保田などの銘酒が用意されており、そばを肴に楽しめます。
3店舗をご紹介
それでは新川2丁目店、新川1丁目店、三田店の3店舗をご紹介しましょう。
八丁堀「がんぎ新川2丁目店」
場所はJR京葉線「八丁堀駅」B4出口より徒歩3分。
いただいたのは「おろしそば（冷）」（520円）。
温かいそばの場合はうっすら緑色なんですが、冷たいそばは薄目の茶色です。一口すするとツルツルッとした触感で、しっかりとした歯ごたえとコシがたまりません。
八丁堀の「がんぎ 新川二丁目店」は、布海苔をつなぎに使った本格的なそばがワンコインで楽しめる立ち食いそば店。夜は立ち飲み…
＜地図＞
＜店舗データ＞
◎住所：東京都中央区新川2-7-7
◎交通手段：JR・東京メトロ「八丁堀駅」B4出口より徒歩3分
◎営業時間：10:00～21:00
◎定休日：土曜・日曜・祝日
茅場町「がんぎ新川1丁目店」
場所は東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町駅」より徒歩3分。
いただいたのは「かき揚げそば（冷）」（470円）。
一口すするとツルツルッとした触感で、しっかりとした歯ごたえとコシがあります。次につゆはカツオ出汁が香りキリッとした味わい。かき揚げは玉ねぎ、春菊の切れ端に加えイカゲソが入っています。このいかげそが入っているのはポイント高し。衣は多めでフワッとしたタイプ。厚さが2.5センチぐらいあってボリュームも満点です。
茅場町の「がんぎ 新川一丁目店」は、布海苔をつなぎに使った本格的なそばがワンコインで楽しめる立ち食いそば店。夜は立ち飲み…
＜地図＞
＜店舗データ＞
◎住所：東京都中央区新川1-2-10 鹿島ビル1F
◎交通手段：東京メトロ「茅場町駅」より徒歩3分
◎営業時間：8:00～21:00
◎定休日：土曜・日曜・祝日
三田「がんぎ三田店」
場所は都営浅草線「三田駅」A3出入口から徒歩1分で、JR山手線「田町駅」西口より徒歩5分。田町前を横切っている第一京浜から一筋ぐらい入ったところ。
いただいたのは「かき揚げそば」（470円）。
一口すするとツルツルとした触感で、しっかりとした歯ごたえとコシ。次につゆはカツオ出汁が香りますが、それほど主張せず、あっさりした印象。かき揚げは玉ねぎを中心に春菊の切れ端、イカゲソなど。衣は薄く軽めに揚げてあり、時間が経つにつれてホロホロとつゆにとけていくタイプです。
三田の「がんぎ 三田店」は布海苔をつなぎに使ったそばが特徴の立ち食いそば店。夜は立ち飲み屋としても楽しめます。 目次 1…
＜地図＞
＜店舗データ＞
◎住所：東京都港区芝5-30-1 藤和芝コープ103
◎交通手段：都営浅草線「三田駅」A3出入口から徒歩1分
JR山手線「田町駅」西口より徒歩5分
◎営業時間：[月～金]10:00～21:00
◎定休日：土曜・日曜・祝日