過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは青森市の「お食事処おさない」です。 なお記事の内容は、営業時間が変わっていたので変更していますが、価格などは当時(2017年6月)のままにしています。値上がりしている可能性があります。ご了承ください。
駅から徒歩3分。黄色い看板が目印!
青森駅から徒歩3分の「お食事処おさない」は朝11時開店の食堂。ほたてをはじめ、刺身類などのツマミも充実しており、朝からしっかり飲めるのが魅力です。
場所は青森駅東口から徒歩3分。駅のロータリーから伸びる、メインストリートとも言うべき新町通沿い。ほたての写真をあしらった黄色い看板が目印です。入口左には階段があり、2階は午後5時開店の「居酒屋おさない」になっています。
入口を入ってすぐのところにショーケースがあってサンプルが飾ってあります。
店内は入口付近から厨房のある奥に向かって2人用テーブルと4人用テーブルがズラリと並んでいます。ざっと数えたところ、4人用テーブルが6卓、2人用テーブルが8卓でキャパは40人。壁には写真入りのメニューや有名人のサイン類などいろいろと貼ってあり、見ていて飽きません。
店の奥の左端上には14型ぐらいのテレビがあり、その横にはそれをはるかに上回る大きさの顔をかたどったねぶたの一部がドカーンと飾ってあります。SPWFの谷津嘉章に出会った感じ。この日は土曜日朝10時過ぎ。テレビでは高橋愛のダンナ・あべこうじが司会の青森ローカル番組をやっていました。
多彩なほたてメニュー
メニューは食堂らしく、定食をはじめ、丼、そば、ラーメン、カレーなど一通りのものは揃っています。看板に写真があったように、ほたて丼、ほたてそば、ほたてカレー、ほたてラーメン、ほたて塩焼きそば、ほたてフライ、ほたて塩辛など、ほたてを使ったメニューが充実しているのが特徴です。
今日のおすすめメニューは、ひらめ、あわび、ほやなどの刺身をはじめ、郷土料理・けの汁など。縦書きの「田酒あります」との文字が目をひきます。
まずは瓶ビール(中瓶・520円)をオーダー。
つまみは「みずの水もの」(200円)。「みず」とは山菜の一種。ガラスの器に鮮やかな緑が映えて見た目も涼しげ。さっぱりとしており、シャキシャキとした食感が楽しい。
そして「天然ひらめ刺身」(450円)。噛むたびにひらめの旨みが口の中に広がっていきます。
「ほたてひも刺身」(300円)は予想を上回るボリューム。コリコリとした独特の歯ごたえで、ツマミには最適。
ビールをお代わりした時点で、「山かけ」を追加でオーダー。うずらの玉子付き。
ツマミメニューも充実
食堂なんですが、ビールと日本酒なら朝から普通に飲めます。日本酒は先ほどご紹介した「田酒」(700円)の他、「玉川」(410円)、「じょっぱり」(670円)、「豊盃」(670円)、「喜久泉」(670円)など。ご紹介した本日のおすすめメニューの他に「ハタハタ唐揚げ」「砂肝塩焼き」「鶏ヤゲン軟骨焼き」などツマミメニューも充実していますし、駅からすぐの場所にこういうところがあるのは酒飲みにとっては心強い限り。観光客に混じって地元の学生さん風の方が生姜焼き定食を食べていたりと、ゆったりとした時間が流れる中で飲むビールは格別です。ごちそうさまでした。
<地図>
<店舗データ>
◎住所:青森県青森市新町1-1-17 1F
◎交通手段:「青森駅」から徒歩3分
◎営業時間:11:00~14:00、16:00~20:00
◎定休日:月曜日(※祝日は営業、翌日代休)