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【全国の名店紹介】池袋「酒場 ふくろ」毎日朝8時から飲める!60年以上の歴史を誇る池袋の老舗酒場。

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは東京都豊島区池袋の「酒場 ふくろ」です。なお記事の内容は、営業時間が変わっていたので変更していますが、価格などは当時(2017年11月)のままにしています。値上がりしている可能性があります。ご了承ください。

1階から3階までありキャパは150席

池袋の「酒場 ふくろ」は1953年にバラック小屋からスタートしたと言われる歴史ある酒場。毎日朝8時から飲める店です。

場所は池袋西口から徒歩2分。西口を出たら東武デパート沿いに左に1分ぐらい進み、みずほ銀行を過ぎ、三菱UFJ信託銀行の手前か先の角を曲がると白で「ふくろ」と書かれた黒看板が見えてきます。なお、店は表・裏のどちらからでも入店可能です。というか、どちらが表でどちらが裏かはいまだに私はわかりませんが…。

店は1階から3階まで。1階はカウンター席のみ。L字型カウンター+コの字型カウンターが組み合わさった感じになっていてキャパは30席ぐらいかな。2階がカウンター席とテーブル席、3階は座敷となっており、席数は食べログによると150席。なお、冒頭にご紹介した朝8時からやっているのは1階だけ。2階と3階は午後4時開店です。また、1階も朝からずっとやっているわけではなくて14時半から15時までは閉店となるのでご注意ください。

多彩なメニューからつまみを選ぶ醍醐味

紙のメニュー一覧みたいなものはありません。壁にズラリと掲げてある短冊メニューから選んでオーダーするシステムです。写真は撮っていませんが、メニューは揚物、煮物、焼魚、一品料理など実に豊富。その中から選ぶのも大衆居酒屋の醍醐味の一つ。着席したらまずはドリンクをオーダー。この日は瓶ビール(500円)を頼みました。お通しは250円です。

つまみ類は上の階で調理して、エレベーターで降りてきます。この日選んだのは「厚揚げ」(380円)。

幅8センチ×奥行き3センチ×高さ2センチ程度の厚揚げが3個。外がカリッと揚がっていて色は薄めのキツネ色。ネギ、かつお節、生姜は別添えになっています。

焼酎は一合瓶で供される

ビールを飲み終え「ホッピーセット」を頼むと、ホッピー(白・黒各220円)と緑の瓶に入った「焼酎」(一合250円)、そして一人ではとても使い切れないほどのアイスペールいっぱいの氷が出てきます。多くの居酒屋では焼酎はグラスに入れて供されますが、この店の場合、瓶詰めなので焼酎の量を自在に調整できるのが嬉しいところ。なお「チューハイ」はドリンクメニューには書いてありませんけど、焼酎を頼んで、ホッピーの代わりにタンサン(150円)にすればOK。

私は一階のカウンター席でしか飲んだことはないのですが、マイペースで飲めて実に快適な空間です。店員さんもベテラン揃いなので安心感もありますし。池袋で午前中から飲みたい時におすすめです。ただし、毎月8日は料理全品が半額になる謝恩サービスデーとなっており、店はかなり混みますからご注意を!

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都豊島区西池袋1-14-2
◎交通手段:JR「池袋駅」西口から徒歩2分
◎営業時間:8:00~14:30 15:00~24:00
◎定休日:年中無休(正月3日間はお休みらしい)

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