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【全国の名店紹介】群馬県館林市「花山うどん 本店」うどん天下一決定戦で3連覇した名物「鬼ひも川」は13時からの提供。

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは群馬県館林市の「花やまうどん 本店」です。なお記事中の価格などは当時(2016年3月)のままにしています。値上がりしている可能性があります。ご了承ください。

創業120年以上の歴史を持つ老舗

群馬県館林市の「花やまうどん 本店」は、創業120年以上の歴史を持つ老舗うどん店です。

場所は東武伊勢崎線「館林駅」東口から徒歩1分。この趣のある駅舎を背に正面を見ると、およそ100メートル先に店が見えます。

なかなか歴史のありそうな店構えで、看板を見ると「おいしい評判100余年」とありますね。

調べてみると創業は明治27年(1894年)で現在の店主は五代目だとか。

「うどん天下一決定戦」3連覇の実力店

店の前まで来て、やたら目立っていたのは店頭に5本ぐらい立てられたノボリ。下の写真では強風になびいて文字が見づらいのですが、「うどん天下一決定戦 2015 優勝 多くのお客様に評価して頂き三連覇」と書かれています。

どうやらご当地うどんを集めた大会で、このお店の「鬼ひも川」が1位になったらしいんです。ということで「鬼ひも川」とはどんなうどんかと言いますと、お店の公式サイトには次のように解説されていました。

花山うどんにて大正時代~昭和三十年まで販売していたとても幅が広いひも川です。五代目橋田高明の手によって五十年の時を経てここに復活。

これはぜひいただきたい!と思ったのですが、「鬼ひも川は13:00からの提供です」という貼り紙を入口横で発見。時刻は午前11時半ぐらいだったので、「鬼ひも川」諦めて入店します。

オーダーしたのは「花がつおみぞれうどん」

店内はテーブル席のみで全50席。カウンターはありません。1人だったので6人席で2人の先客がいるテーブルに相席となりました。お姉さんがお茶とおしぼりを持ってきてくれ、「オーダーが決まったらお声がけください」といって席を離れます。テーブルにあるメニューを見ると、「温かいうどん」「釜揚げうどん」「釜玉うどん」「冷たいうどん」というようにカテゴリー分けがされています。少し考えて、オーダーしたのは「花がつおみぞれうどん」(790円)。そして5分ほどで運ばれてきたのがこちら。

花がつおと大根おろしがたっぷりのっています。“鬼ひも川”みたいな太い花かつおがいいですね。

うどんは太くもなく、細くもなく中ぐらい。柔らか過ぎず、ほど良くコシもあります。つゆは薄めですが、しっかりとかつお出汁がきいています。おろしのおかげでさっぱりしていて、あっという間に完食。ごちそうさまでした。いつか名物「鬼ひも川」も食べてみたいですね。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:群馬県館林市本町2-3-48
◎交通手段:「館林駅」東口から徒歩1分
◎営業時間:[月~土]11:00~15:00
◎定休日:毎週日曜、毎月最終土曜(GW、お盆、お彼岸は休まず営業)

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