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【全国の名店紹介】徳島市「いのたに 本店」創業から50年以上の歴史を重ねてきた徳島ラーメンを代表する店!

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは徳島県徳島市の「いのたに 本店」です。

半世紀以上の歴史を誇る人気店

「いのたに 本店」は1966年創業で、50年以上の歴史があるラーメン店です。もともと地元の人気店でしたが、全国的に知られるようになったのは、1999年に新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店したのがきっかけ。以降、徳島ラーメンの代表店として高い人気を誇ります。

なお、Wikipediaによりますと、徳島ラーメンと一口に言っても3系統に分けられるようです。

徳島ラーメンには大きく分けて「茶系」「黄系」「白系」の3系統がある。戦後まもなく白系が誕生し、後に黄系・茶系と登場したといわれている。茶系は「黒系」とも呼ばれ、豚骨スープに濃口醤油やたまり醤油で味付けし中細麺を用い、トッピングには豚のバラ肉・ネギ・もやしなどを使い、生卵を乗せるのが特徴である。新横浜ラーメン博物館に出店した「いのたに」がこの茶系だったことから、全国的には単に「徳島ラーメン」と呼んだ場合、概ねこの茶系ラーメンを指す。

メニューは基本的には「中華そば」のみ

場所は徳島駅から徒歩約20分。最短コースではありませんが、はじめての人でも一番間違いない行き方を紹介します。徳島駅から眉山へのロープウェイ乗り場がある「阿波踊り会館」に向かって直進します。途中新町橋を渡ると会館が見えてきますので、その手前にある大通りの「新町橋二丁目」交差点を右折。さらに10分ぐらいまっすぐ進んだ場所にあります。

行列必至の大人気店なんですが、ウィークディで10時半の開店直後だったため、すんなり入れました。店内はコの字型のカウンターが左右に二つ。40席ですが、全体的にゆったりとスペースがとってあり広く感じます。

まずは入口すぐのところにある食券の販売機でプラスチック製の食券を買ってカウンターで店員さんに渡すシステム。メニューは非常にシンプル。基本的には中華そばのみで、中盛(600円)・大盛(650円)・中盛肉入(700円)・大盛肉入(750円)です。その他はライス(150円)と生玉子(ヨード卵/50円)。

カウンターに座ると、店員さんが水を持ってきてくれて、その上にレンゲを置いてくれます。ということで、壁一面に貼ってある著名人のサインをながめながら出来上がりを待ちます。お笑い芸人をはじめ芸能人のサインがたくさんありますが、中でも目立っているのが安倍総理のものですかね、やっぱり。そして5分弱で出てきたのがこちら。

アップ。見るからにうまそう!具はバラ肉の他にネギとシナチク。

麺リフト。やや黄色っぽい中細のストレート麺です。

豚骨醤油のスープはこの通り茶色。

一口すすると予想していたよりもさっぱりしていますが、しっかり旨みがあります。肉はチャーシューではなく、豚バラの生姜焼きみたいな感じで、しょっぱ目に味付けしてあって食べ応えも十分。気がついたらスープの最後の一滴まで飲み干していました。さすが徳島ラーメンの名店です。ごちそうさまでした。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:徳島県徳島市西大工町4-25
◎交通手段:JR「徳島駅」から徒歩約20分
◎営業時間:[火~日]10:30~17:00(売切れ次第終了)
◎定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日休み)

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