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【全国の名店紹介】秋葉原・浅草橋「スタンドそば 野むら」最後の一滴まで飲み干したくなるかつお出汁風味香るつゆ!

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは秋葉原と浅草橋の中間付近にある「スタンドそば 野むら」です。なお記事中の価格は記事掲載当時(2017年8月)の価格です。値上がりしている可能性がありますので、ご了承ください。

秋葉原駅からも浅草橋駅からも徒歩10数分。

場所は秋葉原からも、浅草橋からも徒歩10数分。ちょうど中間辺りにあります。

秋葉原からの行き方を紹介すると、昭和通り口から出て昭和通りを御徒町方面に進みます。4~5分歩くと立ち食いそば店「みのがさ 神田和泉町店」があるので、その先の角を右折。少し歩くと、これまた人気の立ち食いそば店「二葉」がありますので、その前を通り過ぎてさらに直進。

凸版印刷本社や三井記念病院前を通過し、スーパー「ライフ」の角を左折。清洲橋通りを100メートルほど進むと見えてくるのが、周囲でもひときは存在感のある18階建てのCSタワービルです。

そのビルの1階角にあるのがこのお店です。

天ぷらの種類が豊富

入口横のメニューによると、値段はベースとなる「かけそば・うどん」が300円。「天ぷらそば・うどん」が400円。自動券売機はなく、口頭で注文するシステムです。

入店したのは午前11時30分過ぎ。店内は厨房を囲むかたちでL字型カウンターがあり、イスはなく完全立ち食い方式。キャパは10人程度です。厨房の中央あたりが天ぷらを揚げるスペースとなっており、横には揚げ置きされた各種天ぷらが並べられています。アジ、メンチ、コロッケ、ちくわ、ソーセージ、いか、春菊、なす、ごぼう、かぼちゃ、いんげんと種類は豊富(メンチとコロッケは天ぷらではありませんが…)。値段は80円~100円と手頃ですね。

先客は近くの会社員らしき50代ぐらいの男性1名。私のすぐ後にもう1名、40代ぐらいの男性が入店してきました。店内は大将と女性の二人体制。と思っていたら、女性のお子さんと思われる夏休み中の小学生の姿も。お手伝いかな。天ぷらが並べられているすぐ前のスペースを確保し、いただいた水を飲み見ながら出来上がりを待ちます。

生そばでしっかりとしたコシがある!

そして待つこと約2分で出てきたのがこちら。「冷やしおろしそば」(480円)。待っている間、目の前に並んでる天ぷらを見ていたら無性に欲しくなったため、直前に「ソーセージ天」(80円)を追加していただきました。

上から。おろしには刻み海苔がかけてあります。

そばは生そばでしっかりコシがあるタイプ。食べログを見ると太いそばの写真が多いのですが、今回いただいたは冷やし用なのか普通の太さ。そしてつゆ。この店のつゆは別名「暗黒汁」と呼ばれるほど色が濃いことで有名です。ただこれも冷やし用のつゆなのか、色はさほど濃くなく透明度が高いものでした。しかし味はさすが。カツオだしの風味が香り、独特の甘みを感じます。ソーセージ天は揚げ置きだったのでサクサク感はなくなっていましたが、つゆに浸して食べれば大丈夫。途中、カップの水がほぼなくなっているのに気づいていただいたのか、女性店員さんが「お水いかがですか」とさりげない一言。こういう気遣いが嬉しいんですよね。そしてサッパリとしたおろしをそばに絡ませながら、あっという間に完食。もちろんつゆは最後の一滴まで飲み干しました。ごちそうさまでした。今度は暖かいそばをいただいてみたいです。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都台東区浅草橋5-20-8 CSタワー1階
◎交通手段:秋葉原駅から徒歩10分
◎営業時間:[月~金]7:00~16:00
◎定休日:土曜・日曜・祝日

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