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【全国の名店紹介】初台「加賀」初台駅スグの名店!厚さ3センチ以上あるかき揚げはサクフワ。

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは初台にある「加賀」です。なお記事内容は2018年10月時点のものです。価格など現在とは違っている可能性がありますので、ご了承ください。

初台駅の新国立劇場方面出口を出てスグ

初台の「加賀」は、揚げたての天ぷらが楽しめる立ち食いそば店。厚さ3センチ以上はある大きなかき揚げが名物です。

場所は京王新線「初台駅」の新国立劇場方面出口↓を出てすぐ右手。

瓦屋根みたいになった軒先に掲げられた白い看板と、風に揺れる白い暖簾が目印です。甲州街道沿いで別角度から見るとこんな感じ。向こうに見える高いビルは新国立劇場や東京オペラシティ。

この日入店したのは13時55分ごろ。店内は立ち食いカウンターのみの純粋な立ち食いそば店です。厨房を囲む変形L字型のカウンターはおよそ5名、入口左横にある窓際のカウンターはおよそ2名が立ち食いできる感じで、キャパは7名程度。入ってすぐ左手に小さめの自動券売機があり、ここでチケットを購入して店員さんに渡してオーダーするシステムです。価格はベースとなる「かけそば・うどん」が340円で、「かき揚げそば・うどん」が460円。ありがたいとことに、冷やしも同価格です。

嬉しい!ネギ入れ放題

入店時の先客は4名。30~50代の男性で、うち二人は職場の同僚といった感じ。3人は食事中で一人は出来上がりを待っています。店員さんはそば・うどんの茹で&フィニッシュを担当する男性と、揚げ物担当の男性(ご店主?)の2名体制でした。購入した食券をそば・うどん担当の若い方の店員さんに渡して「そば」を指定し、空いていた厨房前カウンターの端っこにスペースを確保します。カウンターの上をチェックすると調味料は七味のみ。そしてネギが取り放題なのが嬉しいですね。そのほか、木製の割り箸、レンゲなどが置いてあります。

天ぷらは注文を受けてから揚げるのがこのお店の流儀。ということで店内に流れているラジオを聞きながら出来上がりを待ちます。この時間流れていたのは、元テレ東の大橋アナが10月からニッポン放送で始めた番組でした。1分半後ぐらいに待っていた先客のかき揚げそばが出来上がり、約3分ちょい後に出てきたのがこちら。「かき揚げそば」(460円)。

かき揚げは白っぽくて上品なルックス。

で、この3センチ以上ある厚さがこのお店のウリ!今でこそ厚いかき揚げを出す立ち食いそば店が増えて来ましたが、この店はその元祖的存在。

写真を撮っている間にラジオから2時の時報が聞こえて来ました。さて、いただきます。まずは入れ放題のネギと七味を加えます。

さて、いただきます。まずはそばから。しっかりコシがあるしなやかなそば。続いてつゆをいただくとカツオ出汁の香りを強く感じてこれもいいですね。そして主役のかき揚げに行きましょう。具は玉ねぎが中心で、その他に長ネギとニンジン。一般に厚いかき揚げは、揚げ過ぎで揚げ置きのものだと固くなって食べるのに苦労します。でもここのかき揚げは揚げ時間が比較的短く、しかも揚げたてなので、箸で簡単に割れます。いただくとサクフワ。サクッとしてフワっとした食感なんですよ。そして玉ねぎの甘みが口の中に広がっていきます。で、これが予想以上に早いスピードでつゆに溶けていくんですね。途中で、ああもうちょっとサクフワを楽しみたかったと思ったほど。ああ、そうか…。先客の男性はかき揚げを別添えで頼んでおられましたが、そうすれば自分のタイミングで楽しめるわけか。とはいえ、溶けたかき揚げはつゆをどんどん吸ってそれはそれでうまいので大丈夫。ということでどんどん溶けていくかき揚げを楽しみながら完食。ごちそうさまでした。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都渋谷区本町1-2-3
◎交通手段:初台駅の新国立劇場方面で口を出たら目の前!
◎営業時間:[平日]7:00~20:00[土曜]10:00~16:00
◎定休日:日曜・祝日

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