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【全国の名店紹介】小伝馬町「田そば」茹でたての生そばとカツオ出汁香るつゆが楽しめる立ち食いそば店。

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは小伝馬町にある「田そば」です。なお記事内容は2018年4月時点のものです。価格など現在とは違っている可能性がありますので、ご了承ください。

小伝馬町交差点角。夜は立ち呑み屋に変身

小伝馬町の「田そば」は、茹でたての生そばとカツオ出汁香る優しい味わいのつゆの一杯が楽しめる立ち食いそば店です。場所は小伝馬町交差点のほぼ角。東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」のどの出口からもすぐですが、わかりやすいのは2番出口。出たら目の前に見えるので、横断歩道を渡ったところ。

この辺りも都内有数の立ち食いそば激戦区で、徒歩3分圏内にこのブログでもご紹介した「おか田」「かめや」、さらに「小諸そば 小伝馬町店」があります。このお店がこの地にオープンしたのは2015年3月5日。ということは「おか田」や「小諸そば」より先に開店していたんですね。そして、2016年春からはご店主の病気のため一時休業し、同年の10月に再開したとのことです。なお、この「田そば」としての営業は平日の午後3時までで、平日午後5時からと土曜14時からは立ち呑み屋「串カツよっちゃん」として営業しているそうです。

天ぷらは注文時に選べる!

店舗左側の入口から入ってすぐのところに小さい自動券売機があって、ここで食券を買って店内正面の注文カウンターでご店主に渡してオーダーするシステム。店内は左右の壁際の立ち食いカウンターのみ。キャパは片側に3~4名ぐらいずつで、6~8人も入ればいっぱいという感じ。この日入店したのが午後2時10分ぐらい。ちょうど昼時のピークが過ぎたところで先客はおらず。価格はベースとなる「かけそば・うどん」が300円で、各種天ぷらが選べる「天ぷらそば」が420円。

注文を受けてから茹で始めるそば

食券をご店主に渡し「そばで紅生姜天」と告げます。ご店主はその注文を受けてからそばを茹で始めます。注文カウンターの右横の棚には春菊天やゲソ天、紅生姜天、ちくわ天などの揚げ置きの天ぷらやコロッケが並んでいます。その右横にある給水器でコップに水を注いで、右壁際のカウンター中央部でしばし待機。店内にはラジオかな、音楽が流れていますね。カウンターの上を見ると黒のリターナブルタイプの箸、そして調味料はゆず七味と七味。

そして待つこと3分ちょいで出来がり、いただいたのがこちら。「天ぷらそば(紅生姜天)」(420円)。

上から。

それでは、いただきます。まずは茹でたてのそばから。心持ち細目でコシがあります。ちなみにこれ、むらめんの生そばとのこと。そしてつゆ。ああ、カツオ出汁の風味がして優しい味です。無化調で枕崎産の本枯節を使っているんですね。そして紅生姜天は細切りタイプの紅生姜をカラッと揚げたタイプ。衣は薄目でつゆに浸った部分からどんどん溶けていきます。そのため食べ進めるに連れてつゆに紅生姜の辛みが浸みだしてきて味が変わっていくんですよ。そんな味の変化も楽しみながら完食。クオリティの高い一杯でした。ごちそうさまです。次は黒ばらのりがたっぷりの「花巻そば」をいただいてみたいですね。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都中央区日本橋小伝馬町3-7
◎交通手段:東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」からスグ
◎営業時間:[月~金]6:00~15:00
◎定休日:土曜日・日曜日・祝日

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