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【全国の名店紹介】小伝馬町「おか田」茹でたて生そばと店内で揚げた天ぷらで多くのファンを持つお店。

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは小伝馬町にある「おか田」です。なお記事内容は2018年3月時点のものです。価格など現在とは違っている可能性がありますので、ご了承ください。

2015年に春日から移転してオープン

小伝馬町の「おか田」は、茹でたての生そばと店内で揚げた天ぷらが楽しめる店。そのクオリティの高さで多くのファンを持つ立ち食いそば店です。もともとは春日にあったこのお店。地域の再開発計画に伴って移転し、2015年12月にこの日本橋本町にオープンしました。場所は東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」から徒歩3分。小伝馬町交差点から江戸通りを新日本橋駅方面に向かい、「小諸そば」や「なか卯」の前を過ぎ、イオンのミニスーパー「まいばすけっと」の先。

この辺りは「田そば」や「小諸そば」、「かめや」などがあり、なかなかの立ち食いそば激戦区です。店の前には「立食蕎麦処 おか田」と白で書かれた紅色のスタンド看板。入口上に掲げられた小さめの白い暖簾が風に揺れています。そしてドアの左には主要メニューが写真で紹介されています。

キャパは14名程度

この日入店したのは14時10分。入口を入ってすぐ左手に2台の自動券売機があり、ここで食券を購入して正面奥の注文口で店員さんに渡して注文するシステムのようですね。この時間、2台の自動券売機のうち右のものだけが稼働中でした。購入したチケットを手に注文口まで進み、ご店主と思われる男性に渡すと「そばを茹でますので2分から3分ほどお待ちください」と言われます。

注文口手前ににある給水器で水をコップに注ぎ、左壁際の立ち食いカウンターの一番奥のスペースを確保し、出来上がりを待ちます。店内を見渡すと、入口入って右側の壁際にカウンター席が5席、中央にテーブルがあり3席。左の壁際に6人ぐらいが立ち食いできるカウンターがあり、キャパは14名程度。開店から2年以上経過していますがカウンターもテーブルもピカピカで、まるでオープンしたてのようです。

そばは茹でたてを提供

先客は右壁際カウンター席に30歳前後のビジネスマン風男性が2名、中央のテーブルに40代ぐらいの男性が1名、そして左壁際立ち食いカウンターに30代~40代ぐらいの男性2名の計5名。店内にはジャズが流れています。壁には「おしながき」や水の説明。価格はベースとなる「かけそば」が300円で、「かき揚げそば」が420円。そして「当店では茹でたてをお出ししております。2~3分程度お待ちいただく場合がございます。」との注意書きが貼ってあります。

トッピングメニューも掲げてありました。あげ玉が50円、なす天、ちくわ天が100円、海老天が200円など。

本来の形のままで揚げた春菊天

そして待つこと約4分で出てきたのがこちら「春菊天そば」(420円)。

上から。春菊は丸めず本来の形のまま揚げたタイプ。丼はちっちゃいトレイに載せて供されます。写真ではわかりませんが、丼の下には滑り止めが挟んでありました。

さて、いただきます。まずはそば。生そばの茹でたてで適度なコシがあり、しなやかでのど越しもいいですね。そしてつゆ。まろやかで鰹節、昆布出汁の風味を感じます。春菊天は揚げ置きでしたがまだサクサク感は残っていました。衣は薄目で食べていくうちに自然に崩れていってつゆを含んでいきます。お店は入店時はご主人一名体制だったのですが、途中、昼休みを終えた女性店員さんが戻ってこられ二名体制に。で、BGMとして流れているジャズの曲名が思い出せないな~などと思いながら完食。ごちそうさまでした。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都中央区日本橋本町4-15-10 古川ビル1F
◎交通手段:東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」から徒歩3分
◎営業時間:[月~金]7:00~15:00
◎定休日:土曜日、日曜日、祝日

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