過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは蒲田にある「石臼挽き蕎麦とよじ」です。なお記事内容は2018年2月時点のものです。価格など現在とは違っている可能性がありますので、ご了承ください。
京急蒲田駅の駅前ロータリー左手前
「石臼挽き蕎麦とよじ」は京急蒲田駅からすぐの路面そば店です。石臼挽きの自家製粉の二八そばがリーズナブルな価格で楽しめます。
場所はまず「京急蒲田駅」の改札口を出て、第三京浜と反対側(JR蒲田方面)のこちら側に出ます。
駅を背にして広がるロータリーの左手前にこの店はあります。目印はベージュに黒の墨文字で「石臼挽き蕎麦 とよじ」と書かれた看板。店の前、入口左横には写真入りメニューと「石臼挽き自家製粉 二八そば」と書かれた立て看板があります。
価格はベースとなる「かけ/もりそば・うどん」が300円、「かき揚げそば・うどん」が410円と、一般の立ち食いそば店価格です。ミニ丼とそばまたはうどんが選べるセットメニューもあり、玉子丼セット450円、牛丼セット530円、カレー丼セット530円、親子丼セット550円。
カウンターのみでキャパは7名
店に入るとすぐ左手に自動券売機があります。ここでチケットを購入してカウンター内の店員さんに渡してオーダーするシステム。自動販売機の反対側の店入口左手にはそば粉を挽く石臼があり、自動で回転しています。店内は外見同様ピカピカでまだオープンしてそんなに時間が経っていない感じ。厨房を囲む逆L字型カウンターがありイスは7脚。
席と席との間のスペースは比較的広く、ゆったりと余裕を持って食べることができるようになっています。
そばは押し出し製麺機を使用
この日入店したのは午前10時20分頃。朝のピークが一段落した時間ということで、先客は30代ぐらいのビジネスマン風の方が1名でした。チケットを購入して店員さんに渡し、空いていたカウンター中程の席に座り出来上がりを待ちます。オーダーを受ける若い店員さんの他に奥にご主人と思われる男性がいて、オーダーを聞くと蕎麦生地の塊を取り出して一人前の大きさにカットして押し出し製麺機に投入。グニューッと細切りにされた蕎麦が出てきて鍋へ落ちていきます。カウンターの上には割り箸、つまようじの他、調味料は七味と醤油。
しなやかで弾力がありのど越しのいいそば
そして待つこと約3分で出てきたのがこちら。「かき揚げそば」(410円)。
上から。
さて、いただきます。まずはそばから。しなやかで弾力があり、のど越しもいいです。つゆはカツオ出汁がしっかり香り、なかなかの味わい。かき揚げは玉ねぎを中心に人参、ネギなどで、店内で揚げたもの。揚げ起きされていたためサクサク感はややなくなっていましたがこちらもまずまず。店内にはJウェーブが流れていて、男性DJがピョンチャンオリンピックのパシュートの話をしていました。半分ぐらい食べたところで、近くの会社に勤めているような感じの50代男性が来店。私と一つ置いた入口寄りの席に座り、慣れた感じで「とろろそば」をオーダーします。だんだんとつゆを吸っていい感じになっていくかき揚げと弾力のあるそば、そして香り豊かなつゆを楽しみながら完食。ごちそうさまでした。
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都大田区蒲田4-18-9
◎交通手段:京浜急行「京急蒲田駅」から徒歩1分
◎営業時間:9:00~21:00
◎定休日:月曜日