アイランド食品の「銘店伝説 卍力」は、東京・西葛西と秋葉原に店舗を展開する人気ラーメン店「卍力（マンリキ）」の看板メニューをモチーフにした袋麺。辛味・甘味・酸味・苦味を兼ね備えたスパイシーな醤油スープが特徴です。
まずは見た目など。
この袋麺を開発・販売しているアイランド食品は香川県の会社。看板シリーズである「銘店伝説」シリーズは、全国有名ラーメン店の人気商品を再現したもの。その特徴は、開発に当たってスタッフは店主に材料やレシピを一切教えてもらっていないこと。「絶対味覚」を持つ開発スタッフが、実際にラーメン店を訪問し、対象となるラーメンを味わってその「味の記憶」をもとに、さまざまな素材を組み合わせて味覚再現に取り組んで開発されています。パッケージはダークブラウンがベース。裏面には原材料や作り方など。
早速つくってみる。
袋を開けると中には中太ウェーブ麺、特製スープ、特製スパイスパウダーが2つずつ入っています。もちろん麺は生麺です。
推奨の茹で時間は約3分半。
さて感想は。
麺を茹でている間に器にスープとスパイスパウダーを入れて、1人前230ccのお湯を入れてかき混ぜます。麺が茹で上がったらお湯をよく切ってスープに入れ、別途用意した具材を加えたら出来上がり。なお、添付されているスパイスパウダーをどのぐらい入れるかによって、スパイス加減を調整できるのですが、今回は3分の2ほど入れました。
今回用意した具材はネギ、刻み玉ねぎ、茹でた小松菜、わかめ、半熟玉子、カリカリに炒めた豚肉など。麺リフト。輝いています。
さて、いただきます。まずはスープから。これまで見たことのない赤みがかった茶色。一口いただくと醤油ベースなんですが、カレーっぽい風味でスパイシー。辛味、甘味、酸味、苦味が入り交じった実に複雑な味です。何の味なんだろうとパッケージ裏の原材料名のところを見ると、スパイスパウダーの原料はクミン、コリアンダー、花椒、カルダモン、唐辛子。これらスパイスを受け止められるように、鶏・豚・魚介の入ったスープのバランスにもこだわったとのこと。なるほど！ 次に麺をいただくとしっかりとした食感で、食べ応え十分。適度にスープも絡んでいます。これまで味わったことがないスープなので面白くどんどん箸が進みます。具材では刻みタマネギがいいアクセントになってくれました。というわけで完食。ごちそうさまです。
＜私の評価（5段階）＞
★★★☆☆ 4.0（気に入った）
＜商品データ＞
◎価格：410円（税抜）
◎内容量：麺110g×2、スープ45g×2、スパイスパウダー3g×2
◎カロリー：404.4kcal（1食当たり）