なぜならHDRの場合、雲一つないピーカンよりも、魅力的な雲が出ていたり、雨が降って道路が濡れているぐらいが、加工するといい感じになるケースがよくあるから。特にアスファルトが雨で濡れて街の光を反射していると、通常の3割増しぐらい雰囲気のある写真が撮れるケースも・・・。というわけで、今日はHDR撮影に適した小雨の日の4つのシーンを紹介します。
目次
<シーン1>雨に濡れた石畳に黄色の提灯の灯りが反射する風景
長崎の繁華街「思案橋横丁」。小雨降る中、傘もささず早足で歩く女性。石畳に黄色い提灯の光が反射して映えています。
<シーン2>ネオンきらめく夜道を歩く赤い傘のミステリアスウーマン
これも長崎、思案橋横丁から近い通り。少し妖しげなネオンがきらめく通りを歩く女性の赤い傘が印象的です。
<シーン3>小雨降るなか、家路を急ぐビジネスマン
東京のJR南千住駅前。夕方から降り出した雨が、やや小降りになってきたすきを狙い、会社帰りの人たちが早足で駅へと向かっています。グレーの雨雲もいい感じです。
<シーン4>水たまりに写る自動販売機のある風景
雨がほぼやんだ春の夕方。酒場を出て帰る道の水溜りに、自動販売機が反射していました。
<使用機材・ソフト>
Pentax K-5IIs/TAMRON AF 17-50mm F2.8 XR Di II
3Shot Jpeg→Photomatix Pro 5.0.5→Photoshop→Topaz Adjust5