8月末に訪れた秋田。2泊3日で8店で飲み食いしました。そのうちハズレが一店ありましたが、その他はみんな良かったです。なかでも、もう一度秋田に行くことがあれば、再訪したいなと思った店をご紹介します。
秋田の瀧
川反の旭川沿いのじっくりと落ち着いた雰囲気の居酒屋。50歳も半ばになった今、集団がギャーギャー騒いでいる店には死んでも入りたくないと思うんですよ。その点このお店は居心地がいいですね。1階と2階があって1階はカウンターのみなので、1~2名のお客さんが中心。だから落ち着いて飲めます。正面からの外観写真は撮影しませんでしたが、近くの橋から店の裏側を撮影した写真がありました。
女将さんが料理が出来上がると「はい、“とんぶり”だよぉ」って出していただくのがいい感じでした。
秋田名物をいろいろいただきましたが、なかでも珍しかったのが男鹿名物の「棒あなご」。その名前からあなごを一本焼いたものを想像していましたが、出てきたのは直径2センチぐらいの円筒形の黒っぽい輪切りが5~6切れ。おそるおそる食べてみると、なんかホルモンみたいで旨いんですね。いわゆる珍味。棒アナゴは正式名称を「クロヌタウナギ」というそうで、アナゴではありません。残念ながら写真は撮影しませんでしたので、どんなものかを見たいという方はこちらをご覧ください。
あと頼んだのがこのシメサバのたたき。奥に見えるのが「ぎばさ」。わかめやもづくと同様の海藻の一種で、粘りがあってクセがなく、なんかモロヘイヤみたいでした。
シメに秋田こまちのおかゆをいただきました。
喰処 北洲
さて次に紹介するのは「喰処 北洲」。こちらも川反通りの居酒屋です。この通り、味があっていい感じの外観です。お隣に見える中華屋さんは系列のお店のようです。
入り口から入ってすぐの横に小上がりの座敷があって、その奥に5席ぐらいのカウンターがあります。ご店主は非常に寡黙で、気配を消しておられる感じ。でも飲み物がなくなって次に何を頼もうかと考えていて、振り向くとそこにおられたりとか気配りされているのがわかります。地酒「白瀑(しらたき)」と共にいただいたのが、「畑のキャビア」と言われるとんぶり。プチプチとした食感です。山芋の千切りと共に供されます。
こちらはあわび茸。肉厚で意外にあっさりしています。
タイのお造りもいただきました。
こちらもゆったりとしていて、落ち着いて飲めます。一人用鍋などもあるみたいなので、一人でも十分秋田の名物料理が楽しめてオススメです。
<Photomatixの設定>
■方式:トーンマッピング(コントラスト最適化) ■強さ:100 ■トーン圧縮:0.0 ■光の効果:50 ■ホワイトクリップ:5.0 ■ブラッククリップ:5.0 ■中間トーン:0.0 ■彩度:0.0 ■色温度:0.0
<撮影日時・場所>
2015年8月28日・29日
秋田県秋田市
<使用機材・ソフト>
HDR写真:Pentax Q7/02 STANDARD ZOOM
3Shot Jpeg→Photomatix Pro 5.0.5→Photoshop→Topaz Adjust5
料理写真:Xperia Z3