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【書評】群れない生き方こそカッコイイ!「ひとりぼっちを笑うな」(蛭子能収著)

テレ東の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で見せる
あまりにも自由な言動で人気の蛭子さん。
そんな蛭子さんの著書「ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)」を読んで
共感した3つのことをご紹介します。

1.「つながる」は本当に必要?
2.団体客は横柄である
3.友だちはいらない

1.「つながる」は本当に必要?

とにかく僕、蛭子能収は、誰かに束縛されたり、自由を脅かされることが大嫌い。(中略)人は、自由でいることが一番いいと思う。もっと言えば、自由であるべきだとも思っている。そのためには“群れ”のなかに、自分の身を置いてはいけません。なぜかって?それは、無言の圧力を感じるのは、その人が“群れ”の一員でいるからです。言いたいことを言えないのも、その人がそういうグループに属しているからだと思いません。

激しく同意。
10何年か前に自分が会社員じゃなくなって、一番楽なのは「こんなことやったり、言ったりすると会社の迷惑になる」ってことがなくなったことですから。
会社員が大変だなぁと思うのはその点。
私はもう二度と会社員とか、なんかのグループの一員にはなりたくないですね。

2.団体客は横柄である

人は群れてグループになると、ちょっと横柄になったりしませんか?(中略)団体になると、仲間がいることによって、気が強くなった感じがしてしまうのかな? 本人たちにはそれほど自覚がなくても、複数の知り合いがそこにいることで、のぼせあがるような感じがあると思うんです。

私は一人飲みが大好き。
いい年をしたオヤジが3人、4人でつるんで飲んでいるのは絶対に見苦しい。
それは、おそらく一人ひとりはいい人なんでしょうけど、
なぜか人数が増えると横柄になるからなんですね。

3.友だちはいらない

そもそも「友だち」って必要なのでしょうか?もちろん、誰かと他愛ないことをしゃべったり、ときには腹を割って話したりすることは大事でしょう。僕自身も、一度話し始めたら割と話し続けるタイプだし、自分の話をするのは嫌いではありません。でも、「友だち」が必要かどうかについては、少し疑問を持っています。いまの時代、「友だち」や「仲間」、あるいは「つながり」や「絆」を、必要以上に重く考える傾向があると思います。でも、そうまでして「友だち」って必要なのかなあ。

これも私が日頃から思っていることですね。
友だちが多いのはいいことだって風潮、どうにかなりませんかね。
人の悩みってその大半が人間関係が原因というじゃないですか。
ということは、友だちが多ければ多いほど、面倒の種が増えること。
そんなもん、増えていいことなんか絶対ないと思います。

まとめ

もちろん、中にはそりゃ違うだろうという部分もありました。
でも「限界に近づいたら迷わず逃げる」など、共感する部分が多い本でした。

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