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【極私的酒場論】居酒屋に入ったら、つまみ一品ぐらい頼むのが筋だろ、この礼儀知らずが…と思った話。

あなたの嫌いな人ってどんな人ですか。

私の場合、

◎メールで済む用事を夜9時以降に電話でしてくるヤツ
◎酒場でずけずけと話しかけてくるヤツ
◎団体でいると気が大きくなるヤツ
◎酒場のファーストオーダーにもたつくヤツ

なんかがすぐに思い浮かびますが、
一番嫌いなのはせこい飲み方をするヤツですね。

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つまみ一品ぐらい頼めよ!

2月10日のことなんですが、酒場で信じられない客を見ました。
30代後半~40代前半の女性。

ソイツは私が入店して、一杯目のチューハイに口を付けた時に入ってきました。
オーダーしたのは焼酎ハイボール。
その後1時間ぐらいの滞在中、焼酎を1杯おかわりしたものの、
つまみは結局一品も頼みませんでした
で、お会計600円也。

この酒場の店主は「おつまみはいかがしましょうか?」的なことは一切言いません。
そのため、このようにつまみを一品も頼まない飲み方も可能です。
別にルール違反でも何でもありません。
だけどなんだよ、その飲み方は…早く帰れよ、で二度と来んな!
と心の底で叫びました。

「飲めないから水」って何だよ。

そういえば、昨年こんなこともありました。
場所は千葉勝浦漁港の近くの海鮮居酒屋さん。

近くに座ったのは60代半ばぐらいの男性とその奥さんらしき2名。
入店直後、男性は生ビールを頼む際に、隣の女性を指さしながら、
コイツは飲めないんで水」と堂々と言い放ちやがったのです。

おいおい待てよ、と思いましたよ。

飲めないなら、ウーロン茶なりソフトドリンクを頼むが礼儀でしょうが。
それをタダの水で済ますのはせこすぎる。
いい年してそんなこともわからないのか…と。

先ほどの女性客もそうですけど、
こちらの夫婦も別にお金に苦労している様子はなし。
つまみ1品、飲み物1品ぐらい頼む余裕は充分あるでしょ。

最低限のお金を払えよ。

その他、酒もつまみもなくなったのにグダグダ長居するヤツも大嫌いですね。
さっさと帰れっちゅうの。

なんで、こんなに腹が立つか考えてみました。
で、ズバリの答ではないけれど、なんとなく近いのが、
プロにはそれなりのお金を払うのが当たり前だということ。

例えば、昨年「ブロガーかさこの好きを仕事にするセルフブランディング術
というサイトを運営されているかさこさんの書かれたこんな記事を読みました。

プロにタダで教えてくれという平然と言ってしまう人たち

えっ?手相師さんなんですか?!
ちょっとだけ見て下さいよ!
→バカヤロー。金払えって話だろ。

えっ?コンサルタントさんなんですか?!
ちょっとだけ私の相談聞いてもらってもいいですか?
→バカヤロー。金払えって!

世の中にはプロにタダで教えてくれと言ってしまうバカが多い。
しかもたちが悪いのは、この人たちはたいがい悪意がない。
無邪気に何も考えず、ただただクレクレとおねだりする。
だからこそ余計にたちが悪いのだ。

冒頭に紹介した例はタダではなく、飲み物代は払っています。
でも、それだから別にいいだろう、という気持が許せない。
店を運営している店主や店員さんへ敬意を全く払っていない。
意識的にしろ、無意識にしろ、たちが悪い。

居酒屋という楽しく飲む場を利用しているのだから、
飲み物一品、つまみ一品は最低限頼むのが筋

ぜひ皆さん、酒場に行ったら飲み物一品、つまみ一品ぐらい頼みましょうよ。
店主だけじゃなくて、同じ空間で飲んでいる者も不快です。

<参考にした記事>
プロの知識と経験と時間をタダで求めないでください。「ちょっと」でも「がっつり」でも関係ない。
どうしてプロに無償で仕事依頼しちゃダメなのか – 原価のある、時間

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