日清の「麺ニッポン 近江ちゃんぽん」は、滋賀県のソウルフードをカップ麺化したもの。さっぱりとした和風スープにたっぷりの野菜が特徴です。
近江地方で半世紀以上愛され続けているソウルフード
実はこの商品を見るまで「近江ちゃんぽん」を知らなかった私。いやぁ、日本全国には多種多様なご当地ラーメンがあるものです。パッケージによると「近江ちゃんぽん」とは…。
昭和38年に滋賀県彦根市で創業した「麺類をかべ」で生まれて以来、50年以上ものあいだ関西圏で愛され続けている、滋賀県のソウルフードです。
そして、その普及・発展活動および地域活性化を推進している「近江ちゃんぽん協会」による定義は以下の通りです。
◎タップリの野菜
◎味わい深い和風ダシのスープ
◎中華麺を使用
そしてこの商品は、この定義を忠実に守り、カップ麺化したもの。パッケージには近江ちゃんぽん協会認定のハンコもあしらわれています。
早速つくってみる。
フタを開けると入っていたのは「液体スープ」と「かやく」が二つ。一つはキャベツ、もう一つにはモヤシ、人参、ねぎ、キクラゲ、味付豚肉が入っています。
麺はノンフライ麺。
さて感想は。
4分後、フタを開けて「液体スープ」を入れて巻き混ぜて出来上がり。
麺リフト。テカリ具合がいい感じ。
同じ「ちゃんぽん」でも長崎ちゃんぽんは、とんこつと鶏ガラをベースとした白濁したスープですが、こちらは透き通った黄金色のスープ。ベースとなっているのはカツオと昆布。早速すすってみると、和風であっさりとしていて柔らかい味。とんがったところがなく、体に優しい感じ。麺は中細麺でツルツルとしていてコシがあります。具はたっぷりのキャベツが嬉しいですね。そしてモヤシ、キクラゲ、ニンジンはそれぞれ違う食感でいいアクセントになります。フタの裏の説明によると、途中、お酢を加えて味を変えて食べるのが通の食べ方だとか。この商品に酢はついていませんから用意して入れてみたところ、スープがまろやかな味わいになりました。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(まあまあ気に入った)
<商品データ>
◎価格:220円(税別)
◎内容量:111g(麺70g)
◎カロリー:377kcal
◎発売日:2016年1月4日