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【週間日記】2017年3月5日(日)~3月11日(土)

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3月5日(日)

朝7時過ぎに起床。原稿の見直し、修正作業。朝食時に昨日録画しておいた「ゴッドタン」を見る。3月16日の「マジ歌ライブ in 武道館」が近いということで、今回はマジ歌ルーキー最終オーディション。やはりニック&ぶらっくさむらいの「GGG」が秀逸。ゴシゴシゴォーシ。ゴシゴシゴォーシ。途中で終わってしまったが、最後まで聞きたかった。4時過ぎに「串焼き げん 大山北口店」へ。晴れていて風もなく穏やか。串焼きセットを頼む。ネギマやシロなどと共にプチトマトやネギなどの野菜串も。プチトマトを口に含むと最初軽く塩気を感じ、その後プチッと弾けて甘みのある果汁が広がった。

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「串焼き げん 大山北口店」は、キンミヤ・宝・サッポロなど焼酎の一升瓶が2500円(税別)と格安で、酎ハイなど焼酎好きに…

3月6日(月)

朝6時半に起床。先週から取りかかっていた原稿をアップ。午後1時から取材のため11時半頃に家を出る。曇りで、薄いグレー一色のなんとも味気ない空。ただ風はないのでさほど寒くは感じない。取材場所は岩本町。1時間45分ほどの取材を終えて外に出ると雨が降り始めていた。取材前に下見していた「みのがさ本店」に向かうが、すでに営業終了していたので、7~8分歩いて「みのがさ 神田和泉町店」に。その後、地下鉄で秋葉原から三ノ輪に移動し、マクドナルドで本日の取材のまとめ。5時過ぎに店を出ると、降っていた雨は上がっていた。酒場に到着したのは5時20分ぐらい。入口前で30代後半ぐらいのグレーのスーツを着た男がデジカメで酒場を撮影しており、その後入店した。15秒ぐらい間を置いて入店。私の場合、酎ハイしか飲まないので、大将は顔を見るなり自動的に酎ハイを作り始める。そのため、先に入ったスーツ男を差し置くような形で先に私に酎ハイが出される。その間壁に貼られたメニューを見ていたスーツ男は大将に「あの~熱燗ありますか」と一言。大将、「えっ」と聞こえないふり。スーツ男は再び「熱燗ありますか」。「居酒屋だからあるに決まってるでしょ。そんな当たり前のことを聞く人は飲まなくてもいいですよ」。出た!気に食わない客を帰す時に使う大将の必殺「飲まなくてもいいですよ」攻撃。きっと大将は入店前にその男が店の写真を撮っていたところを中から見ていたのだろう。日頃から写真を撮ったり、スマホを店内で使ったりする客を極度に嫌っているので、気分を害し、この男を完全に追い出しにかかっていると見た。同じようなやり取りが2回ほど続き、その後スーツ男が「目が悪くてメニューがよく見えなかったんですよ」と言うものの、大将は「飲まなくてもいいですよ」の一点張り。いつもならこのぐらいで客も諦めて出て行くのだが、コイツは「そこをなんとか」とか「じゃあビールお願いします」と往生際が悪い。でも大将の答えは同じ。客は私の他ここで週1回ぐらい会う60代中盤ぐらいの先輩。二人ともこういうケースには慣れているので静観している。さらに「なんとかなりませんかね。目が悪くて見えなかったんですよ」「飲まない方がいいです」といったやり取りが続いた後、男がようやく席を立つ。さすがに激高したと見え「なんだよ。メニューが見えなかったんだよ。目が悪いと酒も飲めないのかよ、この野郎」とイスを蹴飛ばして出て行った。これまで腹を立て、暴言を吐いて出て行く客は何度も見てきたが、イスを蹴飛ばしたヤツははじめて。これには大将も頭に来たようで外までソイツを追いかけるものの、「なんだよこの野郎」とか言って男は逃げるように帰っていった。酒場では店主が絶対君主。断られたら潔く諦めて出て行くのが一番。その後、酒場には再び静寂が訪れた。

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秋葉原の「みのがさ 神田和泉町店」は立ち食いそば激戦区・秋葉原で存在感を示す人気店。信州・戸隠のそば粉を使用した生そばが…

3月7日(火)

朝6時過ぎに起床。昨日の取材の原稿制作に取りかかる。途中までやって午後1時からの取材のため11時過ぎに家を出る。晴れているが風が冷たいので極力日なたを歩く。取材場所は四谷。あまり来ることがないので取材まで付近をしばらく散策。飲食店が集中するしんみち通りは面白い。その隣の区間は工事中だったが何かでかい建物でも建つのだろうか。取材は1時間15分ぐらいで終わり、下見しておいた「四谷 政吉」で小エビ天つけそば(550円)。その後帰宅し、昨日取材した原稿制作の続き。夕食をはさんで午後11時まで。

3月8日(水)

朝5時45分ごろ起床。月曜日取材の原稿をある程度まで仕上げる。その後、昨日取材のまとめ。午後2時からの取材のため11時半過ぎに家を出る。取材場所は品川。昼間なのに山手線がやけに混んでいた。12時40分ぐらいに到着し港南口を出てすぐのところにある立ち食いそば店「ふじ」へ。かき揚げそば(400円)。取材は2時からだが営業さんが打ち合わせや準備をしたいとのことで1時半待ち合わせ。2時10分ぐらい前からスタートし2時半過ぎに終わる。その後、JRと地下鉄で移動。その間「古川ロッパ昭和日記 02 昭和十一年」の2月から3月にかけての部分を読む。2月26日、ロッパは世田谷・砧のPCL撮影所で映画の撮影中。

今朝四時五時六時の間に、五・一五事件以来の重大な暗殺事件あり、首相蔵相等五六人、軍部の手に殺されたと言ふ、その後流言飛語しきり、何処迄本当か分からず、無気味な気持のまま、撮影を続ける。

そして3日後の29日。

山王ホテルや幸楽に陣取っていた叛軍が段々引き上げて帰順しつつあるとの報。(中略)二時頃すっかり叛軍帰順を終わり平和となったとの報あり。

とここまではニュース映画などで見ることだが、その先の記述が日記でしかわらかないこと。

丸の内一帯の交通も許されたらしいので、日劇四階事務所へ行く。もう日比谷映画も地下ニュース劇場も、日劇も興行している。平和である。(中略)今度のような騒乱は先ず一生に一度ぶつかるか何かという位、めったにない騒ぎであらう。それが二十九日午後四時頃、漸く鎮定し、丸の内辺の交通も復旧した、その途端――――六時すぎから、丸の内の日劇・日比谷・地下等の映画館は興行を開始した、と、どしどし客が入っていくのである。これを見てて、震災直後にも娯楽復興の早さには驚いたことだったが、如何に人間が娯楽を求めているものかがうかがへて感心した。革命後のロシヤを見る迄もない、日本人にも娯楽は必需品だ。

へぇ~。二・二六事件と聞くと、戦前の暗黒時代の幕開けで人々は耐え忍ぶ生活を余儀なくされていたと思いがちだが、鎮圧直後から東京の人たちは映画見て笑ったり、泣いたりしてたんだ。「昭和10年代=暗く苦難の時代」という先入観は良くない。3時過ぎから三ノ輪のマクドナルドで仕事。4時半ぐらいに終えて酒場へ。5時少し前に入店すると先客はビリケンさんと50代ぐらいのスーツの男性。酎ハイを飲み始めた頃、スーツボウズ氏が入店。酎ハイ4杯で一時間ほどで店を出て帰宅。

3月9日(木)

朝6時過ぎに起床。午前中に月曜日取材の原稿をアップ。火曜日取材の原稿作成にとりかかる。4時過ぎに家を出る。5時過ぎに酒場に入店。先客はセブンさんとスーツボウズ氏、ジッポメモ氏の3名。後からビリケンさん。知った人ばかりなので落ち着いて飲める。テレビのシブ5時では3.11が近いと言うことで、東北・三陸鉄道からの中継やいわき市の消防団員の紹介など。その後、50~60代の男女二人組が入店し静寂は破られたが、まあまあいい雰囲気で飲めた。

3月10日(金)

朝3時20分ごろに起床。水曜日の取材のまとめ。その後、原稿作成。昼過ぎに昨日注文した「パナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ 」が届いたので早速使ってみる。午後4時過ぎに家を出る。晴れているが若干風あり。駅のタッチパネル式自動販売機に出ている「今日の天気」という表示によると晴れのちくもり、11度らしい。山手線で身長180センチ~190センチの短髪・筋肉質の欧米系男性3名。3人ともジーンズに上はTシャツ1枚。袖からのぞく屈強な二の腕には鮮やかなタトゥー。敵に回したくないなぁなどと思っていたら駒込駅で降りていった。電車の中では「マツコの知らない世界」しっとり系“板橋チャーハン”編に出ていた刈部山本氏の「街道deチャーハン(しっとり)を食う 川越街道町中華篇」を読む。知った店が多く面白い。この人の行動力、鋭い観察力、味の表現力に驚く。ハンサムラーメンって閉店してしまったのか…。一度行っておけば良かった。酒場に向かう途中のこと。マンモス交番の横で道路の上で警官が男に袈裟固めを決めている。すわ犯人確保の瞬間か?と思ったがよく見ると道路にはシートが敷かれており、別の警官がその様子を撮影(録音?)していた。何かの訓練なのだろうか。立ち止まってじっくりと観察したかったが、なんかそういう雰囲気でもなかったので足早に通り過ぎる。で5時過ぎに酒場に入店すると空色自転車氏と入れ替わり。先客はジッポメモ氏とビリケンさん。シブ5時ではさかなクンが岩手の水族館を紹介。そのあと能町みね子さんの大相撲春場所予想的なコーナーをやっていたが、森友学園理事長の記者会見によって中断されてしまう。その後、寺門さんが「この続きは場所後に」みたいなことを言っていたが、場所後にやっても意味ないだろう。6時過ぎに店を出て帰宅。午後10時、なんとなくチャンネルを合わせたBSフジで草刈正雄主演の角川映画「汚れた英雄」(1982年)を見る。浅野温子が若くて初々しい。ローズマリー・バトラーのあの曲を聴くとターザン後藤しか思い出さない。終盤まで見るも寝落ち。

3月11日(土)

朝8時過ぎに起床。昨日「汚れた英雄」を見ながらまた飲んでしまったので調子が悪い。原稿制作の続きをするものの、頭が回らなくて苦戦。午後になってやや調子が出始めるが夕方まで不調。6時過ぎに家を出て大山に。晴れているが風が冷たい。「串屋横町 大山店」に入店。キンミヤの720mlボトルと炭酸を頼み、酎ハイ。ポイントカードのスタンプが4つたまっているので、8月末までボトルは500円と格安(通常は1280円)。つまみは冷奴、チーズハンペン、ホルモンロールなど。いつもすいているイメージがあったが、本日はお客さんが次から次へと入って来てほぼ満員だった。帰宅後に見た「アドマチック天国」は西日暮里編。結構知っている町だと思ったが、知らないこともたくさんある。ブラックヘア専門のサロンのところで登場した女性が強烈だった。

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千葉県を中心に、東京、埼玉、神奈川などに30店舗以上を展開する「串屋横町」。そのルーツは、肉屋の2代目として生まれた運営…

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