サンヨー食品の「サッポロ一番 和ラー 宮城 仙台牛使用 テールスープ風」は、仙台名物の“牛タン定食”に欠かせない牛テールスープの味わいをカップラーメンにアレンジした商品です。独自製法・高密度製法めんは生麺の食感。スープは牛テールスープ風味で後を引く旨さで、麺・スープとも期待以上の出来でした。
「サッポロ一番 和ラー」は、サンヨー食品のカップラーメンのブランド。日本各地で親しまれている郷土料理やご当地メニューの美味しさをラーメンにアレンジした和文化カップラーメンのシリーズです。現在のところ(2018年8月)、今回の「宮城 仙台牛使用 テールスープ風」のほか、「三重 伊勢海老汁風」「博多 鶏の水炊き風」の3種類がラインナップされています。パッケージはグリーンがベース。これってもしかしたら「ずんだ」のグリーン? カップのボディには調理例写真と共に、伊達政宗像や仙台七夕まつりの写真があしらわれており、“仙台”らしさをアピールするパッケージになっています。
早速つくってみる。
フタを開けると中はこんな感じ。小袋類はありません。
さて感想は。
お湯を注いで3分で出来上がり。
麺リフト。黄色がかった中細麺です。
さて、いただきます。まずは麺。油揚げ麺なのですが、表面はツルリとしていて噛むとしっかりとした歯ごたえで適度なコシもあります。油揚げ麺独特のスカスカっとした感じではなく、ギュッと詰まっている感じ。あれ、と思ってカップのボディを見ると「高密度製法めん」という説明がありました。なんでも麺の密度を高め、湯伸びが少ないもちっとしたコシが特徴の独自製法とのこと。確かに生麺っぽいです。次に黄金色のスープをいただくと、塩味で牛テールスープの風味。これ、宮城県産仙台牛パウダーを使用したビーフのうまみに野菜のコクを合わせたものとか。具材は牛肉、かき卵、ねぎ。牛肉は申し訳程度しか入っていませんが、アクセントにはなっています。麺の食感が良く、スープとの相性もいいので、どんどん箸が進みます。スープは残そうと思ったのですが、さっぱりとしていながらも牛の旨味があって、ついつい完飲。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(気に入った)
<商品データ>
◎価格:180円(税抜)
◎内容量:69g(めん58g)
◎カロリー:293kcal
◎発売日:2018年3月