「九州とんこつ味 焼豚ラーメン」は、佐賀県のメーカー・サンポー食品の商品。とんこつの本場九州で40年以上にわたって愛され続けてきたカップ麺です。
まずは見た目など。
この商品の製造元・サンポー食品は、 佐賀県三養基郡基山町に本社・工場を持つ会社。創業は大正10年(1921年)と100年近い歴史があります。1959年に即席棒状ラーメン「三宝(みたから)ラーメン」の製造を開始し、これがお客さんから「サンポーラーメン」と呼ばれて親しまれたことから、1965年に社名を旭製粉製麺株式会社からサンポー食品株式会社へと変更したそうです。このブログではこれまでに3種類の棒ラーメンをご紹介したことがあります。
サンポーの「棒状 久留米とんこつラーメン」は中細ストレート麺と、久留米のとんこつラーメンをイメージしたクリーミーなスープ…
サンポーの「棒状 博多とんこつラーメン(2食入)」は、細麺にコクのある豚骨スープが特徴の袋麺です。 サンポーの棒状ラーメ…
サンポーの「棒状 九州ピリ辛とんこつラーメン(2食入)」は、博多風の豚骨スープをベースに唐辛子が効いたピリ辛豚骨スープが…
今回、この会社のカップ麺は初の紹介です。パッケージは字体とか色使いが昭和っぽいというか、なんか垢抜けないデザイン。フタの右下部分に「SINCE1987」と書かれていますからその当時からあまり変わっていないのかも。でも何周か回って今ではこれはこれで味のある昭和レトロ風デザインです。
早速つくってみる。
フタを開けると入っていたのは「スープ」「調味料」「焼豚」「紅しょうが」と小袋が4つも!
中はこんな感じ。
さて感想は。
焼豚とスープを入れて熱湯を注ぎ、3分後にフタを開けて調味油と紅生姜を加えれば出来上がり。
麺はやや縮れた中太麺。
さて、いただきます。まずは麺。適度なコシがあって、味は一般的な油揚げ麺で麺自体はそんなに主張していません。次にスープをいただくと、とんこつの香りがあって、これは本格的。さすが、とんこつの本場・九州で40年以上にわたって愛され続けただけあります。かやくは、焼豚、ねぎ、コーン、そして生の紅しょうが。焼豚は大きさは一般のカップ麺の1.5倍ぐらいありますが、ペラペラなんでまあまあかな。よくある丸いカタチじゃなくて面白いカタチをしているなと思いましたが、サイトの説明によると、これはハート型で「心をこめて作りました」という意味がこめられています、とのこと。まあ、そう言われればハート型に見えなくもないですが。とはいえ、スープがうまいので箸はどんどん進み、最後の一滴まで飲み干して完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(気に入った)
<商品データ>
◎価格:180円(税抜)
◎内容量:94g(めん71g)
◎カロリー:439kcal