2019年10月の1ヶ月間に見た映画をまとめておきます。全てアマゾンプライムで見ました。ラグビーワールドカップを見まくっていたので月間5本と少なめ。
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年/松岡錠司監督)
リリーフランキーのベストセラーが原作だが未読。 オダギリジョーは嫌いではないし、松岡監督ってあの「深夜食堂」の監督だよな…ということで見た。現在と過去を交えながら主人公と母親とのこと、父親とのことを淡々と描いている。グッと来るのではなく、ジワッと来る系。母と息子の物語。樹木希林でなければ成り立たなかった映画だなと。
<映画データ>
監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子
<好み度>
★★★
イニシエーションラブ(2015年/堤幸彦監督)
原作は既読。ただ細かい内容は忘れており、途中までどんなラストだったかなと思いながら見ていた。ところがラスト直前になって「ああ、そうだった…」と原作を思い出してしまい、この映画最大の見せ場を楽しむことができず。原作を読まないで見た方が絶対に楽しめる。全編を通じてCCBの曲など1980年代のヒット曲が流れていたが、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」だけ1975年と時代が違っていたところにやや違和感を覚えた。
<映画データ>
監督:堤幸彦
出演: 松田翔太、前田敦子、木村文乃
<好み度>
★★★
カメラを止めるな!(2018年/上田慎一郎監督)
2018年に話題になった映画。極力ネタバレ記事は読まないようにしていたので、見る前はソンビ映画なんだろうなぐらいの認識だった。ミイラ取りがミイラになる的な展開を予想していたが、全く違った。どちらかというとファミリードラマ。良くできていて、普通に面白い。話題になる前に何の事前知識もなく見たら、とんでもなく面白い映画という印象だったのかもしれない。あれだけ話題になったのだから…と、知らぬ間に自分もハードルを上げていたのかも。
<映画データ>
監督:上田慎一郎
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ
<好み度>
★★★
ジンクス!!!(2013年/熊澤尚人監督)
韓国人留学生を主人公とした青春ストーリー。留学で日本に来た女性(ヒョミン/T-ARA)が、お互いに好意を持っているのに言い出せないでいる友人の男女(山﨑賢人、清水くるみ)の仲を取り持つストーリー。「地味」と言われる男性役なのに山﨑賢人カッコ良すぎ。彼に想いを寄せる女性役の清水くるみも孤独を好む目立たない女の子という設定なのにかわいくて十分目立つ。絵に描いたような美男美女なんで、恋愛に関する悩みのリアリティがない。
<映画データ>
監督:熊澤尚人
出演: ヒョミン、山﨑賢人、清水くるみ
<好み度>
★★
神様からひと言(2006年/古厩智之監督)
荻原浩原作の映画。原作は読んだことがあるがディテールはほぼ忘れている状態で見た。13~14年も前の映画なので伊藤淳史や陣内孝則など、出演者がみんな若い。それに会社やコンプライアンスに関する考え方が今とは全く違い、何かとんでもないことを平気にやっていて、そんなことありえないあろうと、違和感を感じまくり。逆に言えば、リアルタイムで見ていたら、結構楽しめたのかもしれない。
<映画データ>
監督:古厩智之
出演:伊藤淳史、原沙知絵、陣内孝則
<好み度>
★★