「佐渡汽船両津ターミナル売店 (蕎麦コーナー)」は佐渡の玄関口 佐渡汽船両津ターミナルにあるお土産屋さんの一角にある店。場所柄、めかぶ、ながも、わかめ、岩のりといった海藻系のそば・うどんが充実しています。
場所は佐渡汽船両津ターミナルの2階。待合室の隣にある「佐渡特産館」というお土産屋さんの中にあります。
店内は向かって左に10席ほどのカウンター。その後ろにテーブル席がいくつか。店の奥にある注文カウンターの前にもテーブルが一卓あります。
カウンターの上にはメニューの写真が飾られています。
まずは入口すぐ左にあるこの自動券売機で食券を買い、奥にある厨房前注文カウンターで店員さんに渡してオーダーするシステム。メニューはかけそばが350円でほぼ一般的な価格なのですが、天ぷらそばがいきなり600円とやや高め。特徴は何といってもめかぶ、ながも、わかめ、岩のりなど海藻系のそば・うどんが充実していること!
カウンターの上の壁にはこのようにオーダーの手順が。番号で呼ばれるんですね。
数分後に私の番号が呼ばれて出てきたのがこちら、ながもそば(600円)。やはりここまで来たからには海藻系のそばですよね。「ながも」は佐渡名物の一つで、一般的には「アカモク」と呼ばれる海藻。独特の粘りがあって、食物繊維たっぷりです。本来は茶色なんだそうですが、熱湯をくぐらせるとこのような緑色になるそう。
そばリフト。黒っぽく出雲そばを思わせるタイプ。角張っていて平たく、太さも不揃いですが、コシがあって実にうまい!
こちらは、岩のりそば(590円)。そばが見えないぐらい岩のりがたっぷりトッピングされていますね。
つゆも塩っぱさ控え目で、海藻の風味と合わさってちょうど良い!あまり期待してなかったのですが、予想以上にうまいそばに出会いました。ごちそうさまでした。ちなみに券売機のメニューにあった「海藻そば」は700円だったので今回は遠慮しましたが、調べてみるとわかめ、めかぶ、ながもの3種類の海藻がトッピングされたものだと判明。なるほど、それがわかっていればオーダーしたんですが。
なお、このお店と同じ系列の店が新潟港万代島ターミナルの待合室内にもあります。こちらは立喰ソバコーナー「しおさい」という名前。メニューもほぼ同じなので、佐渡まで行くのは…という方はこちらでどうぞ!
<私の評価(5段階)>
★★★★☆ 4(気に入った!)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:新潟県佐渡市両津湊353 佐渡汽船ターミナル2F
◎交通手段:佐渡汽船 両津港フェリーターミナル内
◎営業時間:朝食営業、ランチ営業