居酒屋・立食そば店・日本映画などをレビューしています。

【カップ麺】エースコック「SPICE DELI 痺れる辛さのパクチー入り担担麺」ビリビリ痺れる担担麺スープにパクチーの香りを絶妙にプラス。

今回いただいたのはエースコックが2017年6月に発売した「SPICE DELI 痺れる辛さのパクチー入り担担麺」。パクチーと担担麺という、意外というか、変わった組み合わせのカップ麺です。パッケージのボディ部分にあるイメージ写真を見ると、担担麺の上にパクチーが無造作に散りばめてあり、その上にパクチーが盛られた小皿。なんか無理矢理合わせました感満載で、パクチーブームに便乗しただけのキワモノじゃないかなぁという思いが沸き起こってきます。でもそうだとしても、それならそれでブログのネタになるし、まぁいいか…。

そんな意地悪な気分で購入したこの商品。調べてみるとエースコックが「手軽に異国の味わいが楽しめる」というキャッチフレーズで2016年からシリーズとして出している“SPICE DELI”シリーズ、いわゆるエスニック系シリーズの第二弾商品らしいです。で、第一弾は何だったかと言うと、2016年7月に発売された「酸味と辛味の酸辣湯麺」。11ヶ月ぶりのラインナップ追加ということで、実はかなり気合いを入れて開発した商品だったりして。期待と不安が入り交じります。

パッケージは白が基調。フタ部分はほぼ文字のみのシンプルなデザインで、白地にうっすらとパクチーの葉っぱをデザインしたような緑の模様があしらわれています。

早速つくってみる。

フタの上には「調味油」が貼り付けてあり、それを剥がしてフタを開けると「スパイス」の小袋が入っていました。

中はこんな感じ。商品情報ページでは中細麺となっていましたが結構太目。かやくは鶏・豚味付肉そぼろ、チンゲン菜など。

ここに熱湯を注ぎます。

さて感想は。

3分後にフタを開け真っ赤な「調味油」とパクチーなどが入った「スパイス」を加えれば出来上がり。スパイスの中に入っている黒い粒は粗挽き山椒。

麺リフト。

まずスープをいただきます。ゴマのコクと唐辛子や豆板醤の辛さがあるスープにパクチーの香りがプラスされ、さらにビリビリとした花椒の痺れも加わって実に複雑な味わいです。パクチーと味噌ベースの担担麺スープって、互いに個性が強すぎて、融合するのは難しいのではと思いきや、加えられているパクチーの量が絶妙というか、強すぎず、弱すぎないので、お互いの良さを引き立てています。このベストの状態に配合するために、エースコックでは結構試行錯誤を重ねたものと推察します。麺はもっちりとした油揚げ麺。カップ麺としてはごく普通ですが、スープのうまさにつられて食べ進めることができます。かやくの挽肉はしっかりと味があり、スープと一緒に味わっても存在感があって、食感的にもいいアクセントになっています。ただチンゲン菜は小さくカットされたものでオマケ程度。とはいえ、これまで味わったことのないスープは秀逸で、飲み干した後も、もっと飲みたいと思いました。いい意味で予想を裏切られた一杯。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(まあまあ気に入った)

<商品データ>
◎価格:205円(税抜)
◎内容量:91g(めん70g)
◎カロリー:400kcal
◎発売日:2017年6月12日

最新情報をチェックしよう!