南浦和の「山田うどん 南浦和店」は駅からすぐの立ち食いうどん・そば店です。
埼玉県民のソウルフード
山田うどんは、埼玉県を中心に関東地区に165店舗を展開しているうどんチェーン店(2017年10月現在)。特に発祥の地である埼玉県では圧倒的知名度を誇り、“だうどん”の愛称でソウルフードとして親しまれているとか。この南浦和店の場所はJR武蔵野線・京浜東北線「南浦和駅」の改札から徒歩1分。東口方面に出る階段を降りてすぐ目の前です。店の前には3本ほど、でっかい金属パイプがあるのですが、これはこの店の上にある駅の建物を支えるためのものと思われます。
入口の左側に自動券売機があり、ここで食券を購入し、店内で店員さんに渡すシステム。価格は一番安い「たぬきうどん・そば」が250円。「天ぷらうどん・そば」が360円。「山田うどん」というと激安というイメージがありますが、安いことは安いんですが、激安というほどでもないですね。なおベースとなる「かけうどん・そば」はない模様。
立ち飲みもできる…!
そして、ちょっとだけ気になったのがこの南浦和店限定「だう呑みセット」。冷奴とアサヒスーパードライの小瓶で390円。立ち飲みもOKということですか…。結構微妙。ここで飲む人っているのかな?
店内は厨房を囲むL字型の立ち食いカウンターのみで、7人ぐらい入ればいっぱいになる感じ。ロードサイド店が多い山田うどんでは完全立ち食い店は珍しい形態。入店したのは13時半ぐらい。先客は6名と結構混んでいて、かろうじて開いていた右側のカウンターにスペースを確保し、店員さんに食券を渡します。うどんかそばを聞かれたのでとっさにそばを選択。うどんの方が良かったかな…などと考えながら出来上がりを待ちます。そして約2分で出てきたのがこちら。「天ぷらそば」(360円)。
上から。トッピングはかき揚げの他、ワカメとネギ。
それではいただきます。まずはそばから。うん、思っていた通りフワフワタイプのゆでそば。まあ、山田うどんだからこれはこれでOK。クオリティを求めるのならここから徒歩1分の改札横にある「いろり庵きらく」に行けばいい話ですから。そしてつゆなんですが、味わう前に気になったのがその量。冷やしの時のように、ちょうどそばが浸るぐらいまでしかないんですけど…。まあこれも山田うどんだからいいか。口に含むとカツオ出汁がなんとな~く香り、濃くもなく、薄くもなくてまあまあじゃないでしょうか。そして本日の主役、丼の中でドカーンと存在感を示している直径13センチぐらいのまん丸のかき揚げ。箸で割って食べてみると玉ねぎが中心で、その他ニンジンと5ミリ角に刻んだゲソがポツポツ。揚げたてではないですが、サクサク感はまだ残っていてこれは期待以上。またネギが多めなのも嬉しい…などと思いながら食べていたら後から入って来た30代中盤ぐらいのガテン系お兄ちゃんの前にビール小瓶が!いきなり「だう呑み」がスタートしたじゃないですか!ホントにここで飲む猛者がいるのか…。と思っているうちに完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(まあまあ気に入った!)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:埼玉県さいたま市南区南浦和2-24-14
◎交通手段:JR「南浦和駅」から徒歩1分
◎営業時間:6:00~21:00
◎定休日:無休