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【立ち食いそば】上野「爽亭 上野駅7・8番線ホーム店」ホーム上の古き良き昭和の風情が残る立ち食いそば店。

爽亭 上野駅7・8番線ホーム店」は、JR「上野駅」のホーム上にある立ち食いそば店です。

きしめん店「住よし」を運営する会社が展開する駅そば

「爽亭」は名古屋駅ホームの人気きしめん店「住よし」を運営する株式会社ジャパン・トラベル・サーヴィスが展開する駅そば店です。関東地区ではこの店の他、JR池袋駅改札内、JR上野駅11・12番線ホーム、JR荻窪駅西口(改札外)、JR国分寺駅下りホーム、JR登戸駅(改札外)などにも店舗があります。池袋駅改札内のお店はこのブログでもご紹介しました。

ノツログ

JR池袋駅の「爽亭(ソウテイ)」は、改札内にあって気軽に立ち寄れる立ち食いそば店。最後の一滴まで飲み干したくなるカツオ出…

場所はJR「上野駅」改札内。上野東京ラインや常磐線の特急が発着する7・8番線ホーム上。ちょうどこの階段の下部分です。

入口左右にボタン式の自動券売機があり、ここで食券を購入し、店内で店員さんに渡してそばかうどんか指定するスタイルです。入口はドアはなく、紺色の暖簾をくぐれば、すぐ直線の立ち食いカウンター。もちろん、オールスタンディングで、古き良き昭和の駅の立ち食いそばという、いい感じの風情。価格はベースとなる「かけそば・うどん」が270円、「かき揚げそば・うどん」が420円。ベースの値段は池袋店は300円だったので30円安いですが、かき揚げは150円とやや高め。

立ち食いカウンターのキャパは6~7人

カウンターの表面はステンレス製で、だいたい6~7人が立ち食いできる長さ。調味料はシンプルに七味のみ。

この日入店したのは午後4時過ぎの中途半端な時間。先客はおらず、待機していた2名の男性店員さんのうちの一人に食券を渡し、そばを指定します。すると店員さんはすぐにそばをゆがき始め、慣れた手つきで盛り付けると、約1分ぐらいで出てきたのがこちら「ワカメそば」(350円)。

上から。わかめは表面の6割ぐらい。どんぶりは池袋店のものと同じデザイン。

それではいただきます。まずはつゆからと思ったのですが、アツアツなのでそばからいただくことに。早さを追求したフワフワのゆで麺。カウンター内に「興和物産」と書かれたそばケースがあったので、そこの麺ですね。埼玉県川越市に本社を置くうどん、そばなどの製造販売を行っている会社で六文そばや富士そばでもここの麺を使っています。そしてつゆ。池袋店のカツオ出汁が強く香り、とげがなくまろやかな味を期待していましたが、やや出汁の香りは弱いかな。でも寒い日にはこのアツアツのつゆが嬉しい。入店したときはお客さんがいなかったので、ゆったり食べられるぞと思ったのですが、ワカメそばを食べ始めた頃から次々とお客さんが入って来て、気がつけばほぼ満員。ピッチを上げて食べ終えると、冷えていた体が、内側から暖まりました。ごちそうさまです。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.4(まあまあ気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都台東区上野7-1-1
◎交通手段:JR「上野駅」改札内7・8番線ホーム上
◎営業時間:平日6:30~22:30 土・日・祝 7:00~21:00
◎定休日:無休

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