高知県須崎市の「レストラン とれた亭」は道の駅内にあるレストラン。須崎ならではの新鮮な海の幸を使った定食や須崎名物「鍋焼きラーメン」が楽しめます。
道の駅の2階にあるレストラン
場所は「須崎市道の駅 かわうその里すさき」の2階。アクセスはこちら。最寄駅は「土佐新荘駅」ですが、私はJR「高知駅」から「須崎駅」へ行き(急行で約40分、各駅停車だと1時間8分~1時間35分)、そこからゆっくりと海と須崎の街並を楽しみながら歩いて行きました。途中、写真を撮ったりで約1時間ほどで到着しましたが、クルマで来ている人が9割以上だと思います。
1階には高知の特産品やおみやげ、地酒、とれたて野菜など。奥には水産物を扱う多田水産があって、カツオの藁焼きタタキの実演販売などもやっていました。そしてこのレストランがある2階に上がる階段の横には写真入りのメニュー。
開放感がありゆったり食事を楽しめる
店内はテーブル席と座敷席。テーブルは広めの4人掛けが8卓。開放感があってゆったりと食事を楽しめます。座敷席はよく見えなかったので不明です。
メニューで人気ナンバーワンは「土佐丼」(かつおどんぶり)。
そしてもう一つの目玉メニューが須崎名物「鍋焼きラーメン」。
テーブルの上には塩、七味、ドレッシングなどと共に、○に「共」という文字のマークの醤油とポン酢の小瓶が。
この醤油やポン酢は須崎市の丸共醤油のもの。メニューに説明もありました。
実はこの丸共醤油の醸造所前をここに来る途中通っていました。
創業は大正時代。20年ほど前に跡取り不在のため一度は廃業が決まったのですが、お客さんの惜しむ声から奮起し、事業を継続したそうです。
人気メニューを堪能
そして待つこと6分ぐらいで出てきたのがこちら。「土佐丼」(980円)。単品ですがお吸い物と漬物付き。
ご飯の上にカツオの切り身。その上に大葉とシャキシャキの青ネギ。甘辛の特製ダレがかかっており、そのままいただけます。嬉しいのは薬味。にんにくとわさびが添えられていて、切り身とにんにく、切り身とわさびというように、味を変えて楽しめました。
そしてもう一つ、こちらが「鍋焼きラーメン」(680円)。
スープは鶏がらの醤油ベースのやさしい味で熱々。麺はストレート麺。最初はやや硬めですが、時間が経つに連れて柔らかくなっていきます。具はネギとちくわ。そして見えませんが卵が入っているのがポイント。観光案内コーナーにあったパンフレットによると、食べ始めてすぐ卵を崩す「卵崩し派」と、鍋の底近くに卵を沈めてしばし温め、温泉卵状にして楽しむ「卵沈め派」、さらには鍋のフタに卵を入れ、少しスープとコショウを加え、麺を卵に絡めて食べる「すき焼き派」の3つがあるとか。まあ、普通に途中で崩しましたけど。また、たくわんが添えられているのも「鍋焼きラーメン」の条件。鶏油なのかスープの表面が油で覆われているので最後まで熱々でした。ごちそうさまでした。
<地図>
<店舗データ>
◎住所:高知県須崎市下分甲263-3 道の駅かわうその里すさき2F
◎交通手段:JR「土佐新荘駅」から徒歩10分程度
◎営業時間:11:00~18:30